心に響くメッセージを伝える (160905)

親愛なるみなさん、おはようございます。今日もツイてます。

超:箇条書き。「10倍速く、魅力的に」伝える技術。杉野幹人
著より。今回は、メッセージ化についてを紹介します。
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<メッセージ化>
新入社員Aさんを例に考えてみよう。Aさんは営業現場での研修
を終え、マーケティング部に配属された。同部では、最初の朝礼
で新入社員は所信表明を行うのが通例となっている。Aさんは、
次のような発表をすることとした。

「私の約束:6ヶ条」
・お客様に喜んでいただける新商品をつくります
・差別化された新商品をつくります
・自分の信じる新商品をつくります
・できる限り数多くの新商品をつくります
・一所懸命に効率的に業務を実行します
・すべてのことで自分のベストを尽くします

メッセージ化の要件は何か。それは「スタンスをとる」ことだ。
すなわち、伝えたいことに対して「自分の立ち位置」を明確にす
る。賛成か、反対か。A案か、B案か。こうした意思表示をしっ
かり行うことだ。

スタンスをとる作業にもコツがある。その一つが、「隠れ重言」
の排除だ。

重言とは「顔を洗顔する」「頭痛が痛い」など意味が重複した表
現のこと。

「隠れ重言」とは、文の中では重複はないが、その文脈を踏まえ
ると重複していて、伝える意義がないものだ。

例えば、サッカーの試合で解説中のアナウンサーが「日本はゴー
ルが欲しいですね」と言ったとする。表向きは重言になっていな
いが、サッカーでゴールを目指すのは当たり前。新しい情報も何
もない。これが「隠れ重言」だ。

では、Aさんの6ヶ条の中に隠れ重言はないか。まず「お客様に
喜んでいただける新商品をつくります」は当たり前のこと。2つ
目の「差別化された新商品をつくります」は、共産主義国ならと
もかく、市場競争がある国なら当然のことだ。

3つ目の「自分の信じる新商品をつくります」は合格点。5つ目
は「一所懸命に効率的に業務を実行します」も、一所懸命に効率
を追求するのは働く上での大前提だ。6つ目の「すべてのことで
自分のベストを尽くします」も、何の意味もない文だ。

隠れ重言だらけのAさんの所信表明。隠れ重言を排除すると次の
ようになる。

「私の2つの約束」
・自分の信じる新商品をつくります
・数多くの新商品をつくります

6つあった約束が、2つにまで減った。このように、意味のない
ことを伝えるくらいなら、伝えないほうがいい。
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私たちは、無意識に言葉を使っています。伝える際、自分の言葉
に意識を持っていると、重複した言葉に気づきます。

今日も、簡単明瞭な伝え方を意識しましょう。


 

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