セレンディピティというもの (161101)

親愛なるみなさん、おはようございます。今日もツイてます。

今日から11月。読書の秋と言われます。過ごしやすい季節にな
りました。乱読について以下の様な記事がありましたので紹介し
ます。「がんばれ社長!今日のポイント」メルマガより
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『セレンディピティというもの』

先月読んだ『乱読のセレンディピティ』(外山滋比古著)は面白
かった。著者は外山 滋比古(とやま しげひこ)氏。
『思考の整理学』で有名な学者だが、本職は英文学。1923年生ま
れの93歳で、今もなお盛んな創作活動をつづけておられる「知の
巨人」である。

知の巨人の秘訣が乱読にあるという。本書も乱読の効能を説いた
本なのだが、本書の魅力はそれにとどまらない。本との新しいつ
き合い方がいくつか提唱されている。

まず、罪悪感のもとになる積ん読は大いに結構だという。また、
読み始めたのに途中で読むのをやめて放り出してしまうことも大
いに推奨している。言われなくても誰もがそうしていることなの
だが、それを学者に言われると妙にありがたい。

乱読とはなにか。著者の定義によれば、「大型書店にいって本に
囲まれ、海に飲み込まれるような思いをしつつも、やみくもに手
当たり次第本を買う。軽い好奇心があればそれでOK」となる。

昔とちがって本があふれている。本以外にも読まねばならないも
のは溢れかえっている。にもかかわらず、「本に義理立てして読
破・読了をしていれば、もの知りにはなるだろうが、知的個性は
だんだん小さくなる」という。

知的個性が必要なのだ。みんなと同じような本を同じように読ん
でいるだけでは個性派教養人にはなれない。その秘訣は読破・読
了にこだわるのをやめること。昔教えられた常識はこうだ。

「買った本は絶対読め。読み始めた本があっても今の本を読み終
えるまで手を出すな」だが、そんな常識は取り払いかたっぱしか
ら本に手を出そう。

ただし、ある程度上達してきたら、つぎは本の内容にこだわって
みよう。そもそも本の読み方には二種類あると著者は言う。アル
ファー読みとベータ読みである。

昨夜テレビでみた野球の新聞記事のように、読み手があらかじめ
知識をもっているときの読み方をアルファー読みという。一方、
意味があまりよく分からないまま読みすすめることをベータ読み
という。江戸時代の子どもたちが「巧言令色鮮仁」(こうげんれ
いしょくすくなしじん)などと意味もあまり分からずに読んでい
た方法だ。乱読するということはベータ読みができるようになる
ということ。

アルファー読みの乱読では、大切なセレンディピティが生まれな
い。「セレンディピティ」とは思いがけないことを発見するとい
う意味である。もし、小説ばかり、ビジネス書ばかり、文学ばか
りありがたがって読んでいるようでは遅れた読者であると著者は
厳しく指摘する。

一年や二年ではなく、十年、二十年と乱読することによってひと
かどの個性あふれる教養を身につけることができると著者は保証
している。それを楽しみに、今日もまた乱読また乱読。ベータ読
みの乱読。
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思わぬ出会いを求めて、読書にいそしみましょう。


 

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