見方が変われば希望が見える(111016)

親愛なるみなさん、おはようございます。今日もツイてます。

見方が変われば、希望が見える。ある病院での物語です。中井俊
巳氏「人生がうまくいく48の物語」より紹介します。

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寝たきりで首も動かせない男性が病室に運びこまれたとき、もう
一人の患者が窓際のベッドに横たわっていました。お互いに親し
くなると、窓際の患者は窓から外をながめて、外の世界について
くわしい話をしだしました。

「今日はいい天気ですよ。青空にぽっかり雲が浮かんでいます。
向かいにある公園の桜が咲き始めたところですよ」

別の日には、
「今日は風が強い日ですから、木の葉が揺れて、まるでダンスを
おどっているようですよ」

などと、寝たきりで首さえ動かせない彼に、語って聞かせてあげ
たのです。彼は実際の男性が語るその光景を想像することで、毎
日毎日、心が慰められました。

そして、自分も外の世界が見えるように早く病気を治そうと思う
のでした。しばらくして、窓際の男性は退院することになりまし
た。

もう一人の男性は喜びました。「やった。これで、自分が外の世
界を見ることができる。これからは、自分が窓の外の世界を見て、
新入りの患者に話して聞かせてやろう」

看護師にベッドを窓際に移すように頼むと、すぐに聞き入れてく
れました。しかし、心躍らせて窓の外に目をやった彼は、愕然と
しました。

窓はコンクリートの壁に面しており、外の世界など何も見えなか
ったのです。それから彼は考えます。

あの窓際の男性は、いったい何を見ていたのでしょう。彼の目が
見ていたのは、灰色の壁でした。

しかし想像の力で、その向こうにあるものを見ようとしていたの
です。そして、ただ天井を見ることしかできず、いつも辛そうに
しているルームメイトのために、自分の思い描いた壁の向こうの
世界を話して聞かせてくれていたのです。

同じ壁を見て、ある人はその壁だけを見ます。別の人は、その先
にある「希望」を見ます。状況は同じであっても、見方によって
見えるものは違います。

「雲の上にはいつも太陽が輝いている」(三浦綾子)壁の向こう
にも、雲の上にも、光は輝いています。暗い夜の先には、明るい
朝が待っています。希望はいつでも、あるのです。
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見えるものを見るのは簡単なことです。見えないものを見る力こ
そが求められます。

 

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