社会と学校と家庭は根っこで繋がっている(111019)

親愛なるみなさん、おはようございます。今日もツイてます。

新聞の社説は時に唸らせる内容があります。「日本一心を揺るが
す新聞の社説」に会社(社会)と学校と家庭は根っこで繋がって
いるのだということを再認識した内容が載っていました。長文で
すが紹介します。

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小学校のPTA会長をしていたとき、入学式の祝辞で1年生に語
り掛けた。

「小学校に入ると勉強が始まります。皆さん、勉強するって楽し
いと思いますか?楽しいと思う人は手を挙げて!」「はーい!」、
新入生全員が元気いっぱいに手を挙げた。

ちょうどそのとき、新入生の後ろに6年生がいたので、ついでに
6年生にも聞いてみた。

「勉強が楽しい人?」手を挙げたのは約120人中3人だった。
彼らも5年前はピカピカの1年生だったはず。

初めて教科書をもらったとき、これから始まる勉強にワクワクし
ていたと思う。なぜわずか5年間で子どもたちは「学ぶことは楽
しい」と思えなくなってしまったのだろうか。

民間企業に置き換えてみよう。開店当時はお店に行くだけでワク
ワク感があり、買い物も楽しかったのに、年々ワクワク感がなく
なり、5年もすると全然楽しくなくなる。

そして、郊外に買い物が楽しくなるショッピングセンターができ
ると、お客はそっちに流れてしまう。経営コンサルタントの佐藤
芳直さんが、あるセミナーで「来たるべき少子化に備えて専門学
校・大学が生き残るためにはどうしたらいいか」という講演をし
た。

長野県にある上田情報ビジネス専門学校の副校長・比田井和孝さ
んは、その講演を聴いて衝撃を受けた。

「学校にとって『お客様』って誰でしょうか?」、佐藤さんは問
い掛けた。生徒あっての学校である。

学校にとっての「お客様」は生徒に決まっている。と比田井さん
は思った。

ところが、佐藤さんの答えは意外なものだった。「学校にとって
の『お客様』は保護者であり、企業であり、社会です」

生徒一人ひとりはまだ粗削りの「素材」である。入学するという
ことは、保護者からその「素材」を仕入れること。そして学校生
活の中で、その「素材」を磨き、社会に通用する立派な「商品」、
すなわち素晴らしい人間に育て上げ、企業に「納品」する。

あるいは保護者にお返しする。もっと言うと社会に送り出すとい
う考え方が必要である、と佐藤さんは言い切った。

「生徒はお客様である」と考えると、授業中で寝ていたり、さぼ
ったりしていても本気で怒ることができないが、「保護者や社会
がお客様である」と考えると、お客様にとって望ましい人間に育
てることが学校の役割となる。

真剣にならざるを得ない。算数なら算数、国語なら国語を教える
ことは教師の「仕事」だ。

ただどんなに一生懸命「仕事」をしても、顧客満足度は上がらな
い。「ビジネス」の視点が必要である。

「ビジネス」とは、1年間、勉強を教えた生徒が、「先生、勉強
が楽しくなりました」とか、「算数が面白くなりました」「国語
が好きになりました」など、子どもたちにこう言わしめてこそ、
プロの教師であり、子どもは本当の意味で育つのだと思う。

その結果、子どもたちの後ろにいる保護者や社会の顧客満足度を
上げることができる。

先日、こんな話を小学校の校長先生にしたら、「教員の研修をさ
らに充実させます」と話されていたが、教師同士で研修・研鑽す
るのもいいが、ときには企業人からも学んだらいいと思う。

もちろん企業人も教育者から学ぶことは多々ある。やっぱり社会
と学校と家庭は根っこでしっかりつながっている。
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昨日、「顧客は誰だ!顧客価値を考える」というテーマで勉強会
に参加しました。顧客をどこに置くかで視点が変わり、視野も変
わり、考え方がまるで違ってきます。

今日は仕事の意味づけを考えてみましょう。

 

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