人間の悲しい性 (111203)

親愛なるみなさん、おはようございます。今日もツイてます。

「泥棒と悪口を言うのと、どちらが悪いか」人間の悲しい性とい
うことで、作家の三浦綾子さんは講演で次のように話されたと言
います。

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私の教会の牧師は「悪口のほうが罪が深い」と言われました。

大事にしていたものや、高価なものを取られても、生活を根底か
ら覆(くつがえ)されるような被害でない限り、いつかは忘れま
す。少しは傷つくかもしれませんが、泥棒に入られたために自殺
した話はあまり聞かない。

だけど、人に悪口を言われて死んだ老人の話や少年少女の話は、
時折、聞きます。

「うちのおばあさんたら、食いしんぼうで、あんな年をしてても
三杯も食べるのよ」と陰で言った嫁の悪口に憤慨(ふんがい)し、
その後一切、食べ物を拒否して死んだ、という話があります。

それと、精神薄弱児の三割は妊婦が三か月以内に強烈なショック
を受けた時に生まれる確率が高いと聞いたことがありますが、あ
る妻は小姑(こじゅうと)に夫の独身時代の素行を聞き、さらに
現在愛人のいることを知らされた。

それは幸せいっぱいの兄嫁への嫉妬から、そういうことを言った
のです。この小姑の話にちょうど妊娠したばかりの妻は大きなシ
ョックを受け、生まれたのは精神薄弱児だったそうです。

恐ろしい話です。私たちの何気なく言う悪口は人を死に追いやり、
生まれてくる子を精神薄弱児にする力がある。泥棒のような単純
な罪とは違うんです。

それなのに、私たちはいとも楽しげに人の悪口を言い、また、聞
いています。そしてああきょうは楽しかった、と帰っていく。人
の悪口が楽しい。これが人間の悲しい性(さが)です。

もし自分が悪口を言われたら夜も眠れないくらい、怒ったり、く
やしがったり、泣いたりする。自分の陰口をきいた人を憎み、顔
を合わせても口をきかなくなるのではないでしょうか。

自分がそれほど腹が立つことなら、他の人も同様に腹が立つはず
です。そのはずなのに、それほど人を傷つける噂話をいとも楽し
げに語る。

私たちは自分を罪人だとは思っていない。罪深いなどと考えたり
しない。

「私は、人さまに指一本さされることもしていません」。

私たちはたいていそう思っています。それは私たちは常に、二つ
の尺度を持っているからです。

「人のすることは大変悪い」「自分のすることはそう悪くない」。
自分の過失を咎(とが)める尺度と、自分以外の人の過失を咎め
る尺度とはまったく違うのです。
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周りの仲間に囲まれて今日も楽しい幸せ。そんな週末を過ごしま
しょう。感謝。

 

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