いまの自分でどう勝負するか(120216)

親愛なるみなさん、おはようございます。今日もツイてます。

「オリンピックで勝つための勝負脳の話」2008年の北京五輪
でメダルラッシュをした水泳日本代表のメンタル指導を行った林
成之先生のお話を『致知』2009年1月号よりご紹介します。

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これまでで印象的だったのは、監督に呼ばれ、春の国内選考会を
見に行った時、残り10メートル手前までは体半分世界新記録や
日本新記録より前に出ているのに、残り数メートルになると、測
ったように遅れ、記録を取り逃がしている光景を目にしたことで
した。

私はすぐ気がつきました。これはみんなゴールをゴールだと思っ
ているなと。

中略)

つまり残り数メートルはオリンピック選手ではなく、普通の選手
になってしまう脳のピットホール(落とし穴)にはまる。

【記者:では、ゴールの時はどうすればよいのでしょうか?】

選手にも

「突き指してでも壁の向こう側をゴールだと思うんですか」

と質問されましたが(笑)、私は人間の本能を使いましょうと言
ったんです。

人間には「生きたい」、「知りたい」、「仲間になりたい」とい
う3つの本能があるんですね。この「仲間になりたい」を使うん
です。

かつて「刀は武士の魂」といって、命懸けで戦う時に刀を抜きま
した。それは刀そのものを魂といったのではなく、自分が刀とな
って戦うからそう表現したのです。

同じように、残り10メートルは「マイゾーン」として、水と仲
間となり、一体化して泳いでくれと。

練習中も、このゾーンは自分が最もカッコよくゴールするために、
ゴールの美学を追求しながら泳いでほしいと言ったのです。

多くの人は「命懸けで頑張ります」と口で言いますが、命懸けで
脳が働くシステムを使っていないのです。

勝負の最中、前回のアテネオリンピックではこうだった、昨日コ
ーチにこう注意されたなどと考えながら勝負をする。これは作戦
を考えながら戦っているので命懸けの戦いにならないのです。

命懸けの戦いとは、過去の実績や栄光を排除し、いま、ここにい
る自分の力がすべてと考え、あらゆる才能を駆使して勝負に集中
する戦い方をいうのです。これには「素直」でないとできません。

素直でない人、理屈を言う人はあれこれ考え、その情報に引っ張
り回されます。素直な人は、過去も未来もない、いまの自分でど
う勝負するかに集中できるのです。
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今日も今の自分で集中して勝負しましょう。

 

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