言葉が人生をつくる(120221)

親愛なるみなさん、おはようございます。今日もツイてます。

言葉が人生をつくる。と言われますが、次のような言葉を発せら
れるような人間になりたいものだと思います。

日本一心を揺るがす新聞の社説②より、とあるハンバーガショッ
プに入ったときの話です。

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その日は結構混んでいて、3つのレジに列が出来ていた。木下さ
んは前から3番目に並んでいた。バイトの女の子が「店でお召し
上がりですか?お持ち帰りですか?」とお客さんに聞いている。

どこのハンバーガーショップでも見られる光景である。何を食べ
ようかと考えていた木下さん、ふと前のほうが騒がしいことに気
がついた。

1番前の男性の声が怒鳴り声になったからだ。どうも注文した商
品の1つを入れ忘れたようだ。

男性は「何しとんねん。トロイんじゃ、お前、もうエエわ」と怒
りをあらわにし、商品が入った紙袋を奪い取るようにして店を出
て行った。

その後ろ姿に向かって、バイトの子は「申し訳ありませんでした。
すみませんでした」と何度も頭を下げていた。

一瞬にして店内の空気が刺々(とげとげ)しくなった。2番目に
並んでいたのは70歳くらいのおじいちゃんだった。バイトの子
は、今にも泣きそうな顔だったが、無理やり作った笑顔で、「い
らっしゃいませ。こちらでお召し上がりですか?」と、何事もな
かったかのように接客した。

おじいちゃんは静かな声で言った。

「お姉ちゃん、エラいなあ。世の中にはさっきの人みたいに自分
の思い通りにならんかったら怒鳴り散らす人がいる。あの人もな
んか急いどったんやろう。

あんなこと言われてあんたの心はズタズタのはずや。にもかかわ
らず次に並んどるわしに笑顔で接客してくれた。わしにはあんた
くらいの孫がおる。

あんたの笑顔を見て、その孫に連絡を取ろうと思う。いや、あり
がとう。あ、コーヒーを一杯」

その言葉を聞いた途端、堰(せき)を切ったようにバイトの子の
目から涙が溢れ出した。ワンワン声を上げて泣き出した。しばら
く涙が止まらなかった。

横のレジに並んでいた中年の女性が声を掛けた。「あんた、本当
にいいお仕事してるわよ」

刺々しかった店の雰囲気が、一瞬にして和らいだ。言葉なんだな
あと思った。何の関係もない間柄でも、たった一言で、一生忘れ
られない人になる。

言葉には、言語としてだけでない、何かすごい力があるんだと思
う。そんな言葉を発する人になりたいものである。
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今日の徳目は「言葉」です。

 

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