出足、引き足に留意してリーダー力を磨く(120505)

親愛なるみなさん、おはようございます。今日もツイてます。

出足、引き足に留意してリーダー力を磨く。今週の倫理です。
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「時間に追われるのではなく、時間を追う生き方をしよう」とい
うことがよく言われます。私たちの周囲にも、時間を追いかけて
仕事をこなし、会合などでも余裕を持って会場に入ることを習慣
にしている人がいます。逆に、時間に追われ、口を開けば「忙し
い・・」と嘆き、会合ではいつも遅刻という人もいます。

倫理運動の創始者・丸山敏雄は、「出足をはやく引き足をはやく」
という言葉を遺し、「これは世渡りの秘法である」と説きました。

出足とは、朝の目覚めに始まり、家を出る、職場に出社する、会
合や人との待ち合わせに出向くなど、物事の出発を指します。引
き足は、物事の締めくくり、仕事の引き上げぶりなどを指します。

警察庁ОBで初代内閣安全保障室長を務めた佐々淳行氏は、日常
においては五分前行動を徹底し、要人の警護などでは更に早め早
めに動いて確認準備を行なったといいます。

そうした行動が、決して失敗が許されない任務の中で部下たちに
緊張感をもたらし、結果として円滑な任務の遂行に至ったのでし
ょう。「段取り八分」といわれるように、事の始まる前の準備と
取り掛かり方が仕事の成否を握っているのです。

出足を良くするには、まず朝起きです。目が覚めたらサッと起き
る朝起きに徹するのです。〈さあ、明日から早く起きるぞ〉と心
に決め、余計な心配をせずにサッと寝る。より良い一日のスター
トを切れば、誰でも心地よいものです。

家を出る際にも、爽やかにサッと歯切れよく出発することが大切
です。忘れ物で戻ったり、いらぬ小言や不平をブツブツ漏らすよ
うでは、朝のスタートとして醜いといわざるを得ません。「行っ
てきます!」と爽やかに家をあとにしたいものです。

仕事の終わりや物事の締めくくりも、一日の流れの中で非常に大
切です。業務・用件が済んだならば、サッと引き上げる、区切り
をつける。これが次のより良いスタートにつながるのです。

更には「飛ぶ鳥跡を濁さず」といわれるように、一日仕事に励ん
だ職場や精一杯働いた現場の始末をつけ、使った道具に感謝と愛
情のこもった挨拶をしているでしょうか。場に対する礼を尽くし
ているでしょうか。併せて、共に働き仕事を助けてくれた方々や、
自分が出張中であれば、留守を守ってくれた社員や家族にきちん
と心を向けて、今日一日の感謝をすることも大切です。

「時を守り、場を清め、礼を尽くす」といわれます。どれも当た
り前のことではありますが、職場の再建や活性化の決め手として
、 よく話題に上る言葉です。出足と引き足を整えていくことは、こ
の三つを具現化することにつながるでしょう。

変化興亡の激しい現代にあって、眼前の状況がめまぐるしく動い
ていくと、自然と浮き足立ってしまうことも少なくないでしょう。
そのような時こそ、リーダーたる経営者がしっかりと地に足をつ
け、腰を据えて事に当たることが大切です。

それが自身の力に磨きをかけ、存分に手腕を振るう土台になるか
らです。鋭い出足、鮮やかな引き足で、リーダー力に磨きをかけ
ていきましょう。
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