人生で大事なものは「先縁尊重」(120815)

親愛なるみなさん、おはようございます。今日もツイてます。

致知のメール配信に「人生で大事なものは何か」という質問があ
りました。

致知の編集に携わりながら、一つの答えに辿り着いた一語に集約
すると「先縁尊重」という言葉だそうです。原点の人を忘れない
で、大事にするということですね。

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例えばAさんからBさんを紹介され、Bさんと大変親しくなり、
Aさんを忘れてしまう。あげくは無視したり、不義理をする。そ
ういう原点の人を大事にしない人は運命から見放されてしまう、
ということです。

私の知っている経営者にこういう方がいます。その人は丁稚奉公
に入った店の主人から、ある日突然、理不尽に解雇されたにもか
かわらず、毎年正月に、その元主人の家に年始の挨拶に行くこと
を欠かさなかった、といいます。

普通なら恨みに思っても不思議はないところですが、自分がこう
して曲がりなりにも商いをやっているのは、その元主人が自分に
仕事を教えてくれたおかげだという原点を忘れなかったのです。

この人はまさに先縁尊重を実践した人です。この人の会社が創業
44年、なおも隆盛しているのは、この精神と無縁ではないと思
います。

先縁の原点は親です。親がいなければ、私たちは誰1人この世に
存在していません。その親を大事にしない人は、やはり運命が発
展していきません。

親は、いわば根っこですね。根っこに水をやらなければ、あらゆ
る植物は枯れてしまいます。親を大事にするというのは、根っこ
に水をやるのと同じです。

「父母の恩の有無厚薄を問わない。父母即恩である」

と西晋一郎先生はいっています。

まさに、至言です。この覚悟のもとに立つ時、人生に真の主体が
立つのだと思います。

そして、その親の恩をさらにさかのぼってゆくと、国というもの
に行きつきます。この国のあることによって、私たちの祖先はそ
の生命を維持継承してきたのです。

即ち、国恩です。国恩あることによって、私たちはいまここに、
生きています。

最近はこの“国の恩”ということを意識する人が少なくなりまし
た。そういう国民は発展しないと思います。

いま日本に確たるものがなく、漂流しているがごとき感があるこ
とと、国恩という言葉も意識も薄れていることとは無縁ではない
と思います。

幕末明治の人、山岡鉄舟にこういう言葉があります。

人は至誠をもって、四恩の鴻徳(こうとく)を奉答し、誠をもっ
て、私を殺して万機に接すれば天下敵なきものにして、これが即
ち武士道である

武士道とは人間道、人生道といい変えてもいいでしょう。

四恩とは国とか親とか主君とか先祖とか天の恩。鴻徳とは計り知
れないほど大きいということ。即ち、そういう目に見えない四恩
に答え、私心なく、自分のやるべき仕事を誠を尽くし全力をもっ
てやりきれば、天下に敵がなくなる、ということです。

これは何も武士だけに限りません。一般の人も含めて、かつての
日本人が共通して持っていた価値観です。こういう思いこそ、日
本を日本たらしめているものの根底にあったものです。

ローマはローマたらしめているものを守ろうとする意識が薄れて
滅びたといいます。

私たちは後世に対して日本を日本たらしめているものを守ってい
かねばなりません。

8月15日、日本敗戦の日。この原点を忘れず、りりしい国づく
りに微力を尽くしていきたいものです。
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今日は終戦記念日。国恩を意識した一日にしていきましょう。

 

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