心を柔らかくしなやかに(130126)

親愛なるみなさん、おはようございます。今日もツイてます。

物事をどう捉えるか。参考になる今週の倫理です。
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人は時として物事を難しく捉えてしまいがちです。皆さんは次の
話をどう読みますか。

その道路は街灯が一つもなく、しかもデコボコの曲がりくねった
田舎道。そこを車が猛スピードで通り抜けましたが、なんの交通
事故も起きません。なぜでしょう?

「車のライトをハイビームにして通行したから」と考えた方が多
かったのではないでしょうか。答えは「昼間だったから」です。
「街灯」という言葉で夜のイメージを呼び込ませるトリック問題
でした。

同様に〈物事はこうである。こうでなければならない〉という固
執した考えが視野を狭くさせ、周囲に対して悪影響を及ぼすケー
スもあるのではないでしょうか。

倫理研究所二代目理事長の丸山竹秋は、「進歩的石あたま」とい
う論文の中で、次のように記しています。

物質万能が進んで、金が一番大事だと思い込んでしまうと、金以
上に尊いものがあるのだといってもなかなか承知しない。金を儲
けるためには手段を選ばないというようにもなる。金持ちがいち
ばん偉いのだという考えにも、はまりこむ。これを金の石あたま
という。頭の悪い筆頭にもあげられよう。「拝金石あたま」とい
ってもよい。

さらに、何でもかんでも薬を服用しなければ承知できない「薬の
石あたま」や、会社の待遇や条件ばかりを気にかける「条件石あ
たま」などを取り上げています。

固執してしまう人間の捉え方を、いずれも「石あたま」と呼んで
いますが、それは〈自分は間違っていない〉という意識に駆られ、
他のものを排他的に見てしまう傾向です。そこに改善・改良の余
地があるのだと、客観的に振り返ってみる必要があるでしょう。

純粋倫理の実践も同様です。「なぜこんな事態に・・」「困った
・・」などと悩み続けるのではなく、次の瞬間には実践という働
きが経営者には求められます。

繊維工場を営むE氏は、後始末の重要性を感じ、社内に徹底させ
ようと考えていました。特に目についたのがトイレ内の洗面所で、
蛇口が完全に閉まっていないことが多かったのです。そのため水
が流れ続けている場面によく出合い、内心では〈常習的な人物は
あいつだな〉と思いつつ、徹底的に後始末をするよう朝礼内で指
導したのです。

その後一週間が過ぎ、しっかり蛇口は閉められ、社員の実践が浸
透しているなと感じたE氏は〈よしよし〉と思っていました。そ
の矢先、トイレに入ると、また蛇口から水が流れていたのです。

頭を悩ませたE氏は、倫理法人会の知人に相談し、「社長が率先
して実践しなければ社員は変わらない」ということを知ったので
す。自ら喜んで進んで蛇口を閉めるよう言われたE氏は、蛇口を
見るたびに実践に打ち込むと、いつしか蛇口がしっかり閉まって
いるようになったのです。

経営者からすれば、「なぜ実践しなければならないのか」と思わ
れるかもしれません。しかし理屈ではなく、柔軟に身体を動かす
実践が自然と心を柔らかくし、スナオな性格へと磨いていくので
す。そうした経営者の人柄にこそ社員やお客様がついてくるので
す。
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今日もやわらかく、しなやかに過ごしていきましょう。

 

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