人が育つ上で源となるものが「愛」(130303)

親愛なるみなさん、おはようございます。今日もツイてます。

今週の倫理です。
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「どうしたらK君は本気になって働くのだろう」「最近、S子さ
んの様子がおかしい。仕事に身が入っていないようだ」など、社
員の仕事ぶりに関して悩まない経営者はいないでしょう。社員教
育や人材育成は、経営者にとって最大の課題であるといえます。

心から喜んで働く社員が多くなれば、職場は放っておいても活気
づき、そして活力が湧いてきます。どうすれば社員が自ら進んで
働くようになるのでしょう。

社員を育成する上で大切なのは、「社員を変えようとしても決し
て社員を変えることはできない」という真実を認識することです。

これまでの自分自身を振り返ってみましょう。他人から注意され
ても、結局のところは変わらないものです。他人から指示を受け
ただけでは、その時は変わったように見えても、いずれ元の状態
に戻ってしまいます。

ただし、社員に対して少なからず影響を与えられる場合がありま
す。それは「社員は社長の言うことでは変わらないが、社長の行
ないや心で思っていることの影響は受ける」という現象に目を向
けることです。

社員に限らず、人が育つ上で源となるものが「愛」です。つまり、
社長が真の愛に溢れ、本物の愛に満ちただけ、社員はその愛を受
けて変化し成長することができます。

N社では、社員が入社して数年が経過し、一人前になると、やる
気のある社員から退職願いが出て、会社を辞めていくという状況
が続いていました。せっかくここまで時間と経費をかけて育成し、
ようやくこれから本当の意味で社に貢献してもらおうという矢先
の退職に、N社長はいつも憮然としていました。

そんな折、知人の社長から「社員の退職は君に愛情が足りないか
らだ」と指摘されました。「君の愛情を豊かにするために、まず
は最も近い愛情の対象である妻に対して愛情を高めることが大切
だ」と教わったのです。

確かにN社長には思い当たるところがありました。社員が特に思
うように働かない時は、その不満を我が家に持ち帰っては妻に対
して不機嫌な態度を取り、愛情らしい愛情はほとんど妻にかけて
いなかったのです。

それ以降、妻の言うことに耳を傾け、休みの日には買い物にも一
緒に出かけました。N社長は、これまで一方的に妻に要求をする
ばかりで、妻の意見は一切受け入れていなかった自分を改めて省
みました。

そして、このことを会社にも当てはめて考えてみました。専務に
対しては妻と同様に要求ばかりで、まったく専務の意見を聞いて
いなかったのです。専務に対する愛情が欠けていたことを反省し、
それからはできるかぎり意見を聞くよう心がけました。

この社長自身の愛情の変化と共に、社員が明るくなり始め、社内
全体の雰囲気が一変しました。その後、社員の定着率が上がり、
社員の働きぶりも向上して、会社は活況を呈して現在に至ってい
ます。

社員の成長を願う時には、「自分がどれだけ本当の愛に満ちてい
るかどうか」を胸に手を当てて考えてみましょう。そこにこそ人
材育成・社員教育のポイントがあります。
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人財育成は究極「愛」です。愛は努力であり、育むものです。今
日も愛を育んでいきましょう。

 

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