常にデットラインを設ける(130315)

親愛なるみなさん、おはようございます。今日もツイてます。

「デッドライン仕事術」吉越浩一郎(トリンプ・インターナショ
ナルジャパン元社長)『致知』2013年4月号「二十代をどう
生きるか」より

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香港での体験は、私のビジネス人生に大きな影響をもたらした。
現地の同僚に同じ歳の二十九歳のドイツ人がいた。驚いたことに、
彼は着任早々自分の秘書を探すことから始めたのだ。日本の会社
の常識では考えられないことであり、私は彼に冷ややかな視線を
送っていた。

ところが、いったん仕事を始めると、彼は自分の仕事をどんどん
秘書に振り分け、私の何倍もの実績を上げ始めたのである。

衝撃を受けた私は、ボスが出張して時間を持て余していた秘書に
頼み、レターをタイプしてもらうことにした。

私が時間をかけてようやくひねり出した拙い英文を渡すと、彼女
は当時の最新式電動タイプライターに向かうや、凄まじいスピー
ドでタイプし始めた。

ものの一分も経たないうちに持ってきてくれたレターを見ると、
見事に洗練された英文に書き換えられている。私は同僚が秘書を
雇った意味が理解できた。

秘書に投資をすることばかりではない。生きたお金の使い方をし
て仕事の効率を上げることは、自分の成長を促し、ひいては会社
のためになることを私は学んだ。

もう一つ学んだことは、常にデッドライン(締め切り)を設けて
仕事をすることの重要性である。

香港のオフィスには、社主であるトーマス・ベンツが考案した木
製の「デッドライン・ボックス」が各自に配布されていた。ボッ
クスの中は月ごとに仕切られていて、直近三か月の仕切りの中は、
さらに一日から三十一日まで日ごとに区切られている。

会社の仕事にはすべてデッドラインが設けられており、書類はそ
のデッドラインの日にファイルしておく。相手から必ずその日に
連絡が入るからだ。

逆に自分が担当のデッドラインのついた仕事のファイルは手元に
置いて片っ端から片づけていき、終えたものからデッドラインの
日に入れておく。おかげで常にデッドラインを意識して仕事をす
る習慣が身についた。

例えば会社の始業時間の一時間前に出社してひと仕事する。始業
までに何が何でも終わらせなければ、それ以降の仕事に支障を来
すため、一所懸命集中して取り組むことになる。

いわゆる“締め切り効果”が発揮され、時間内にはちゃんと終え
ることができるのである。そうして仕上げた仕事は質が低いかと
いうと、決してそんなことはない。

ダラダラ時間を費やした仕事より格段に質も高い。そういう集中
する仕事のやり方を、平素からの習慣にすべきなのである。
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今日も自らデッドラインを設けて、仕事に取り組んでいきましょ
う。

 

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