面倒くさいことをひと手間かけてやってみる(130413)

親愛なるみなさん、おはようございます。今日もツイてます。

顔の化粧ではなく、心の化粧を。渡辺和子(ノートルダム清心学
園理事長)『致知』2002年3月号特集「この道を行く」より。

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人間の進むべき道というようなことは、難しくてよくわかりませ
んけれども、とにかくまずは自信を取り戻すことですね。

しかもそれは正しい意味での、人間しか持たないぬくもり、優し
さ、強さであり、自分と闘うことができ、自分の欲望にブレーキ
をかけることができるということへの信頼です。

例えば、私はいま学生たちに、「面倒だからしましょうね」って
いうことを言ってるんです。面倒だからする。そういう心を学生
たちはちゃんと持っています。それは強さだと思うんです。

そういう、人間にだけ神様がくださった、神の似姿としてつくら
れた、人間にのみ授けられた人間の優しさと強さ。かけがえのな
い、常に神様に愛されている自分としての自信。

そういうものを取り戻して生きていかないと、科学技術の発達す
るままのこれからの時代に、人間の本当の姿が失われてしまうの
ではないかと思います。

いまの学生たちは、ポーチの中にお化粧道具をいっぱい持ってい
ます。

だから彼女たちには、お金をかけてエステに通ったり、整形手術
を受ければ綺麗にはなるけれど、美しくなるためには、面倒なこ
とをしないとだめなのよ、と言っているのです。

自分が座った椅子は元どおりに入れて立ちましょうね。落ちてい
る紙屑は拾いましょう。洗面台で自分が落とした髪の毛は取って
出ましょう。お礼状はすぐに書きましょう・・・というように、
なるべく具体的な行動の形で示してやります。

「ああ、面倒くさい、よそう」と思わないで、「ああ、面倒くさ
いと思ったらしましょうね」と言うと学生も、何か変な標語のよ
うだなと思いながらも、覚えていってくれるみたいです。

「人はある程度の年を取ったら、それ以上綺麗にはならないけれ
ど、より美しくなることはできます。その美しさというのは、中
から輝いて出るものだから、自分と闘わないと得られません。お
金では買えないのよ」

ということを言うと、

「ああ、シスター、顔の化粧ではなくて、心の化粧なんですね」

と言ってくれます。
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面倒くさいことを、あえてひと手間かけてやる。そこに人間的成
長があるように思います。今日も、どこかでひと手間かけてみま
しょう。

 

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