よいデザインは人を変える力を持つ(130416)

親愛なるみなさん、おはようございます。今日もツイてます。

よいデザインは人を変える力を持つ。水戸岡鋭治(工業デザイナ
ー)『致知』2013年5月号特集「知好楽」より

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私自身はデザインというものを、「整理整頓」の作業をすること
だと考えているんです。一般的な枠ではなかなか思い切ったこと
はできませんが、どうしてここはこんなにすっきりしたんだろう
と感じる時、そこには必ず整理整頓をした人がいる。

それが設計者であったり、デザイナーであったり、政治家であっ
たりと立場の違いはありますが、デザインの力によって空間は変
化していく。さらに、そこにいる人たちの意識までが変わってい
きます。

だから私たちは現場に行くと、赤・黄・青の三つの紙を用意し、
これはダメという部分には赤、注意には黄、OKには青を貼って
いくんです。

そうやって皆さんに一目で分かるようにし、色のバランスや形の
統一、使い勝手などを調整していく。

要は整理・整頓・清掃・清潔・躾という5S、つまり日本の会社
を立て直す時に用いられてきた五つを、デザインの中に持ち込ん
で実践していくんです。

私がJR九州の仕事に携わった二十五年前には、日豊本線にせよ
鹿児島本線にせよ、夜乗るとビールの空き缶が床をゴロゴロ転が
ったり、つまみが散乱したりしていて、酔っ払いがいっぱいいた
んです。だから子供たちや女性もなおさら嫌がっていたんですね。

でもその混乱した状態を整理すると、そういう振る舞いができな
くなってくる。躾けられていくといいますか。やっぱり環境によ
って人は育つもので、そこでマナーやモラルを身につけたり、ホ
スピタリティが生まれるところまでいくのでしょう。

デザイナーや設計者はそういった心地よい環境をつくることで豊
かな時間と場所を提供し、それによって人の行いが変わる可能性
を追求しているのだと思うんです。

       (略)

だからデザインというのは、本当は物凄く広範囲に及ぶ仕事です
よね。人はいかに生きるべきかという部分にまで関わってくるも
のではないでしょうか。

いかに生きるかとは、いかにデザインするかということ。だから
最も素晴らしいデザイナーはお母さんだと私は思うんです。つま
り子供をデザインする。

最も上位でデザインする人は総理大臣。国家をどうデザインする
か。

その中で私は職人として家や電車の設計を担当したり、各人が美
しい国や地球を守るための役割を果たしているのだと思います。
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今日も一日、自分を素晴らしいデザインに仕上げていきましょう。

 

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