笑顔は最高の教 (1304123)

親愛なるみなさん、おはようございます。今日もツイてます。

以前、書道家の馬場先生から、「教養とは人を楽しませること。
和ませること」ということを教わりました。今月の致知に「笑顔
は最高の教養」という記事があり、まさにその通りだなぁ。と思
い出しました。

「笑顔は最高の教養」小菅美惠子(笑顔塾社長)『致知』201
3年5月号致知随想より

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小さい頃、手相を見てもらった時、「あなたは長生きをしますよ」
と言われました。しかし、どうやらこの見立ては当たらないよう
です。いま、私は末期がんに侵されています。

一昨年、大腸がんの摘出手術を行った際、お医者様には「余命三
か月から六か月」と宣告を受けました。それから今年五月で丸二
年。科学的な見地から言えば、いま私は「余命ゼロ時間」を生き
ていることになるでしょう。

もちろん最初は驚き、なんでこんなことにと嘆きました。しかし、
これまでの人生を振り返ると、二度の結婚と離婚、五十歳でのリ
ストラと起業、そしてがん・・・。

人よりちょっと波瀾万丈ですが、様々な人と出会い、ご縁をいた
だき支えられ、きょうまで本当に楽しく生きてきました。その代
償ではないですが、病も含めてそれが自分の人生ならば、すべて
を受け入れよう。いま、私はそんな心境なのです。

四十代後半、某研修会社の札幌支店に営業職で採用されました。
子供も中学に入ったばかり。これから最低六年間は女手一つで育
てていかなければならないという意気込みでの入社でした。

ところが、五十歳でまさかのリストラ・・・。ショックで涙も出
ませんでした。

しかし、生活がかかっています。事態を知り、声をかけてくださ
った企業で半年ほど営業の仕事をしましたが、支社長との考え方
が合わず退社。かくなる上は自分でやるしかないと覚悟を決めま
した。

幸い営業時代に多くの企業様を訪問させていただいたご縁で、
「うちの社員を教育してくれないだろうか」とのご依頼をいただ
きました。

札幌市内の小さなお店で、対象は二人の若い女子社員。始業前の
八時から九時までの一時間を週三日、挨拶や言葉遣い、歩き方な
ど、基本的な態度教育を行いました。

しばらくすると、二人から少しずつ変化が見え始め、感想文を書
いてもらうとその意識の変わりようは明らかでした。私は単純に
彼女たちの成長が嬉しかったのです。

感想文を鞄に入れて持ち歩き、たまたま知人とお茶を飲んでいた
時、「いま、研修をやっているんだけれどね」と、彼女たちの感
想文を渡しました。目を通した知人は、それならうちも研修を頼
みたい、というのです。

その方は事務機の販売会社の社長の奥様で、専務のお立場でした。

電話応対などは外部の一日研修などに参加させても、数日後には
元に戻ってしまう。身につくまで研修をしてくれないかと言うの
です。

研修は朝七時から八時まで、週一回の一時間。基本態度の研修と
並行して、日常業務では電話機の前に鏡を置き、受話器を取る前
に笑顔をつくってから応対するよう指導しました。

確かに電話の向こう側に笑顔は見えません。しかし、必ずその雰
囲気は伝わると思ったのです。

するとどうでしょう。お客様と電話でやり取りするうちに「そう
いえばこの商品も必要だった」とプラスアルファの商品の受注が
増え、売り上げが増大したといいます。

大変感謝され、お取り引き先企業を紹介していただくなどして、
次第に仕事は軌道に乗っていきました。

そして会社を起こす時、私の中にあったキーワードは、やはり
「笑顔」でした。

ちょうどその頃だったと思います。解剖学者の養老孟司先生の講
演を聞く機会がありましたが、先生は「教養とは相手の心が分か
る心」とおっしゃいました。あんなに頭のいい方が教養とは知識
ではなく、慮りの心だと言います。

そして私は、ならば笑顔こそが最高の教養だと思ったのです。
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今日も笑顔で、朗らかに働きましょう。


 

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