自分の仕事を天職にする(130427)

親愛なるみなさん、おはようございます。今日もツイてます。

草むしりを天職に生きる。宮本成人(株式会社 草むしり社長)
『致知』2013年5月号致知随想より

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私が群馬県高崎市に株式会社草むしりを立ち上げたのは二〇〇九
年、四十四歳の時でした。当時、周りからは

「いまさら独立?」「なんで草むしり?」「そんなことで生計が
成り立つのか?」

と反対されました。ノウハウも人脈もないゼロからのスタート。
それでも私が起業した理由はただ一つ。

何をしたらいいのか分からない、本当にやりたい仕事が見つから
ない・・・。そういう方々に草むしりという一見なんでもないよ
うなことでも職業としてやっていけるということを伝えたい。そ
の一念でした。

かくいう私自身、これまでに八回も転職を繰り返し、二十年以上
悶々とした辛い時期を過ごしてきました。大学卒業後、地元の大
企業に就職したものの、没個性に陥ってしまうことが耐えられず
二年で退職。

その後、大学時代に日本拳法で全国一位になった経験から、日本
拳法協会海外指導普及員として二年間カナダに勤務。帰国後は知
人の紹介で、長野オリンピックの招致の仕事にも携わりました。

そして二十六歳の時、ケンタッキーフライドチキンのフランチャ
イズに入社。

そこで接客のいろはを一から叩き込まれ、数年後には店舗のマネ
ジメントを任されるようにまでなりました。

そんな私に転機が訪れたのは三十七歳の時。ケンタッキーが一年
間で最も忙しいのは十二月二十三~二十五日のクリスマス期間。
その三日間の売り上げで、全国約一千ある店舗のうち、私が店長
を務める店舗が日本一を成し遂げたのです。

その後もいくつかの店舗で好成績を叩き出した私は独立しようと
思い立ち、翌年三月にケンタッキーを退職。貯金をはたいてフラ
ンチャイズの加盟金を支払い、店舗立ち上げに向けて勇んでいま
した。

ところが、です。

物件探しに不動産屋さんを回っても、肩書も何もない無職のド素
人に何ができるんだ、と白い眼で見られ全然相手にしてもらえな
い。

周りからも「どうするんだ」と急き立てられ、揚げ句の果てには
自分には無理・・・と、何もせずギブアップしてしまったのです。

売り上げ日本一になれたのは自分の力ではない。ケンタッキーと
いうブランドや周りの社員やアルバイトさんが支えてくれたから
に他ならない。

伸び切っていた天狗の鼻をへし折られた瞬間でした。人と話すこ
とも儘ならず、呼吸をするのがやっとの状態。半年ほど引きこも
り生活が続き、ようやく働き始めたものの、またしても職を転々
とする日々。

そんな時、友人から突然電話がかかってきました。

「宮本、ちょっとアルバイトしない?」。

それは植木屋さんでのアルバイトでした。最初は全く乗り気では
なかったのですが、親方の言われるがままに作業をしていると、
庭は綺麗になる、お客様からは喜んで感謝していただける、自分
は汗をかいて清々しい。

なんと素晴らしい仕事だろうか。これこそ自分にとっての天職だ!
と感動が込み上げてきました。

「じゃあ、草むしりを仕事にしてみたら」。

友人のこの言葉に触発され、起業を決意。八回もの転職を繰り返
した果てにようやく掴んだ天職。しかし、見込みのない収入、増
える負債、孤独な毎日・・・。起業はまさに自分との闘いでした。
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4月25日。当社の設立記念日。そして今日は16周年の周年行
事。ノートパソコン一台。プリンターも買えなかった創業時を思
い出しました。

今日一日、16周年をお祝いする楽しい記念日にしましょう。


 

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