困ったと言った途端に知恵が出なくなる(130521)

親愛なるみなさん、おはようございます。今日もツイてます。

「ピンチに強い高杉晋作」木村耕一著の「まっすぐな生き方」よ
り。

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人生には、壁にぶつかったり、窮地(きゅうち)に陥ったりする
ことがある。その時、どんな心構えを持てば、乗り越えられるの
だろうか。

歴史上の人物に学んでみよう。高杉晋作は「長州の天才児」「雲
に乗った孫悟空」といわれるほど、何度も、絶体絶命のピンチを
切り抜けた。

その秘訣は、何だったのか。彼は、「困った、ということを金輪
際いわない」と答えている。どんなことでも、熟慮してから行動
し、後で困らないようにしておく。

それでも窮地に陥ったならば、後ろ向きな発言をしない。「必ず
乗り越えてみせる」と、前向きな気持ちを持ち続ければ、意外な
方向に活路が見えてくるからだ。

「窮すれば通ず」といわれるとおりである。人間は、困ったと言
った途端に、知恵が出なくなる。そうなれば窮地が死地になる。
活路が見出されなくなる。

「死地におちいればそれでおしまいだ。だからおれは困ったの一
言は吐かない」高杉は、後ろ向き発言や愚痴の恐ろしさを見抜い
ていたのだ。

「窮地」と「死地」には、天地雲泥(てんちうんでい)の差があ
る。その分かれ目は、心の持ち方ひとつなのである。

吉川英治の「三国志」にも、こういう場面がある。

西涼(せいりょう)の猛将・馬超が、魏(ぎ)の曹操(そうそう)
軍に包囲され、殲滅(せんめつ)の危機に瀕(ひん)していた。

敵の矢が無数に降り注ぎ、味方は、次々に倒れていく。それでも、
馬超は、猛牛のように奮戦していた。しかし、敵の数が圧倒的に
多い。

さすがの馬超も全身に傷を負い、限界を感じ始めていた。

「ああ、もうダメだ」という思いが、一瞬、脳裏をかすめたが、
すぐに振り払った。「いかん!あきらめたら最後だ」自分を叱咤
(しった)し、再び立ち上がった。

すると間もなく、思いも寄らぬ方角から援軍が現れるではないか。
間一髪で、一命を留めたのであった。

吉川英治は、「もう駄目。それをふと、自分の心に出した時が、
人生の難関は、いつもそこが最後となる」と書いている。

もし馬超が、後ろ向きな思いに負けていたら、後に、劉玄徳に従
い、蜀の五虎大将軍の一人として活躍することもなかったのであ
る。体の行為だけでなく、心と口のタネまきが、我々の運命に、
大きな影響を与えていることが分かる。
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今日もよい心と口のタネまきをしましょう。


 

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