年長者をも唸らせた森信三の教え(130602)

親愛なるみなさん、おはようございます。今日もツイてます。

昨日は、『修身教授録』の森信三先生のお弟子さんでありました
寺田一清氏の講演がありました。ユーモアを交え人生についての
お話が実に奥が深く感動するものがありました。まさに人間教育
の元祖とも言われる森信三先生に師事された方です。

86歳ということですが、2時間立ちっぱなしでお元気です。な
んと100キロウォークに挑戦するそうです。そして70歳から
毎年富士山に登頂されているそうです。人間何かに挑戦するとい
うこは生きる力になるようです。

「『修身教授録』がひらいた世界」寺田一清(不尽叢書刊行会代
表)『致知』2009年9月号特集「一書の恩徳、萬玉に勝る」
より

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年長者をも唸らせた森信三の教え

【寺田】この『修身教授録』が広く読み継がれるようになった原
点は、何といっても芦田恵之助先生です。

芦田先生は「恵雨会」という教師の勉強会を主宰されるほど教育
界では有名な先生で、ある日森先生がその授業を見学に行かれ、
当時はまだガリ版刷だった『修身教授録』を手渡された。すると
芦田先生は非常に感激されて、翌日か翌々日にお電話があったと
いいます。

そして後日、

「この『修身教授録』を我々恵雨会の所依経(拠りどころとする
経典)にしたい。ついては息子が経営する印刷屋で印刷して製本
させてほしい」

と頭を下げられたそうです。

【浅井】芦田先生は森先生より20余年も年長でしたし、お弟子
さんも多くいらっしゃった。

その芦田先生が『修身教授録』を認められたばかりか、森先生の
非凡さに感服して、晩年まで師として接しておられました。偉い
方だったと思います。

【寺田】森先生は出版にあたって、「印税は一切要りません。そ
の代わり5巻にしてほしい」という条件を出されました。

森先生の著作というのは、なぜか全5巻が多いんですよ。それで
「躾の三原則」とか、原理的・実践的なものはほとんど三つです。

【浅井】そういえば、そうですね。

【寺田】そうして『修身教授録』全5巻を芦田先生のご令息の会
社から出版したところ、傾きかけていた印刷所が立ち直ったとい
うくらいですから、そうとう広まったのでしょう。しかし、森先
生は最後まで印税は一銭ももらいませんでした。

【浅井】ただ、教育界では広く知られていた『修身教授録』が、
いまは実業界などでも広く読まれるようになりました。それは、
やはり寺田先生の功績が大きいでしょう。5巻あった同書を一冊
に集約されたわけですから。

【寺田】全5巻のうち一冊はまるまる女子教育に関するもの、ま
たもともと満州事変の前に話された内容ですから、復刊するにあ
たっては時代にそぐわない内容もありました。

それを私のほうで取捨選択して、一冊に凝縮したものが、いま致
知出版社から出ている『修身教授録』です。これは平成元年に出
させてもらいました。

「躾(しつけ)の三原則」とは・・・

第一 朝必ず親にあいさつをする子にすること

第二 親に呼ばれたら必ず、「ハイ」とはっきり返事のできる子
にすること

第三 履物を脱いだら必ずそろえ、席を立ったら必ずイスを入れ
る子にすること

森先生は、躾はこの3つを根本としこれらを徹底させれば、それ
だけで子供が人間としての軌道にのると説かれていました。
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先人の教えというのは、学びになります。ただ、それを実践しな
いとなんにもなりませんが。挨拶は家庭からですね。


 

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