強いチームと弱いチームの差(130610)

親愛なるみなさん、おはようございます。今日もツイてます。

「強いチームと弱いチームの差」眞鍋政義(全日本女子バレーボ
ールチーム監督)『致知』2011年9月号より

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いろいろなチームを渡り歩いてきた経験から思うのですが、強い
チームと弱いチームの差というものがやはりありましてね。

例えば、試合前のミーティングで監督の思いが一方通行になって
いる。

「こうしろ、ああしろ」と言われて選手たちが「はいはい」と言
っているだけ。こういうチームはやはり勝てません。

反対に選手が自分たちの問題点を自分たちで考えて分析し、スタ
ッフと思いを同じくして試合をしているチームは強いですね。

私がコミュニケーションを重視し、選手にいろいろな提案を求め、
耳を傾けるのはそのためなんです。私は監督で立場的には一番上
です。だけど一方通行にならないよう、できるだけ選手と目線を
同じくして、選手がこの練習メニューで本当に満足しているか、
困っていることはないかなどを聞いて、一番実力を発揮できる環
境を整えてあげたいと思っています。

【記者:コミュニケーションの成果はどのような時に感じられま
すか?】

ゲームの後、スタッフたちがそれぞれの選手のゲーム中のスパイ
ク、ブロック、サーブの数値をパソコンで打ち出します。

一昨年まで、スタッフの部屋に自分のデータを取りに行って勉強
し、反省しようとする選手はほんの数人にすぎませんでした。と
ころが、昨年から自分の成績に関心を持つ選手が増えて頻繁にス
タッフの部屋に行っては映像を見て、自分で分析するようになっ
たんですね。私はこの差は大きいと思います。

自分たちで考えるようになったご褒美が世界選手権の銅メダルだ
と思うくらいです。

コミュニケーションに関して申し上げれば、選手やスタッフの中
でチームみんなで戦ったという意識がとても高まりました。

濱口華菜里という選手がいるんですね。レシーブに天性の才能を
持っている世界選手権のメンバーです。

明るい性格で、いつも大きな声で皆を励ましてくれるし練習にも
人一倍熱心。人の嫌がる片づけも率先してやってくれます。だけ
ど、私はこの濱口を選手権に出場させてあげられなかったんです。

世界選手権もW杯も14名登録で、出場できるのは12名。

濱口が務めるリベロの控えはなかなか出る機会がない。本当に悔
しかったと思います。だけどそれでも濱口のファイトは最後まで
変わりませんでした。練習には早く来てムードを盛り上げて、雑
用で走り回って・・・。

メダルを獲得できたのは、この濱口の姿勢が周りに伝わったから
だと私は思っています。

銅メダル獲得が決まった試合の直後、セッターの竹下佳江はすぐ
に濱口に駆け寄り、抱き合ってました。

その後のインタビューでも竹下は毎回のように「出られない選手
がいるから、その選手の分まで頑張りました」と語っていました
が、これには私自身本当に勉強させられましたね。

控えの13番目、14番目にどんな選手を置くかでチーム力は強
くもなるし弱くもなる。その難しさを昨年私は実感したんです。

おかげで全員が同じ方向を向いて目標を共有できており、強いチ
ームに変わってきたことを実感しています。
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今日も最強の組織づくりで、考え率先して仕事に取り組んでいき
ましょう。


 

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