人天に順(したが)えば、天また人に和す(130721)

親愛なるみなさん、おはようございます。今日もツイてます。

今週の倫理です。
———————————————————-
今年は全国的に梅雨明けが早いようです。関東地方では平年より
十五日ほど早く梅雨が明けたと気象庁の発表があり、高温注意報
が出るなど、猛暑日が続いています。

近年、都市化が進むと共に、ビルの輻射熱(ふくしゃねつ)、エ
アコンの排気熱などによって、ヒートアイランド現象が発生して
います。この夏、全国的に気温が上昇し、熱中症などの健康被害
も報告されています。

これから暑い日が続くと思われますが、健康には十分に留意した
いものです。とはいえ、「暑くて嫌だな」「今年の夏は酷暑でた
まらないな」などの不足不満を口にし、嫌っていると、思わぬ怪
我や事故、業績悪化に繋がる場合があるようです。

塗装業を営むS氏は、夏場になるといつも嫌な気持ちになりまし
た。外での仕事が多く、直射日光を全身に浴びて作業をするため、
体力が奪われ、夜になると気力や体力がなくなってしまうからで
す。さらに、汗を大量にかき、不快な気分になったまま仕事をし
なければならず、溜息をつきながら仕事をしていました。

作業がはかどらず、現場で事故が発生したり、工期までに作業が
終わらないなど、顧客とのトラブルが増えていきました。これら
が重なった結果、会社の評判は下がり、顧客が離れていったので
す。

S氏は〈なぜトラブルが続くのだろう〉と疑問に思い、友人に相
談しました。友人は話を聞き、「暑さを嫌っていること。どうに
もならない天候気候に対して不満に思っていること」を指摘。
「天候気候を嫌がらない姿勢が大事」とのアドバイスをしたので
す。

氏は心を見透かされた感じがして、言葉を失いました。心の反映
で事故や業績悪化に繋がっていたのだと知りました。これまでの
行ないを反省して、友人から教えられたことを行なえばいいのだ
と思うと、晴れ晴れとした気分になったのです。

そして、暑さを嫌わず、熱中症対策等を施しながら、嫌わない実
践をしたところ、少しずつ事業は好転していったのです。

倫理研究所の創設者・丸山敏雄は「天候気候の倫理」で、「思い
通りにならぬ、その上今日も明日も一分一秒もはなれることの出
来ぬ天候気候に対する心がまえ」として、以下のポイントを述べ
ています。

「順応」(そのまま、すなおに受けとって、手だてをして、少し
も不足に思わず反抗せぬこと)「畏敬」(えらい力だと敬い畏れ、
なごやかな心で親しむこと)加えて、次のようにも言っています。

「人天に順(したが)えば、天また人に和す」穏やかな心で天候
気候に順応するとき、天候も人に融和し、人の心によって、天候
気候のほうも変わっていくのでしょう。

暑い季節だからこそ、どうにもならないことを嫌がらず、身を引
き締めて、億劫がらずにフットワークを軽くすることが大切です。
自然の恵みに「感謝」することを忘れない心持ちで、日々の業務
に取り組みたいものです。                                                                   
———————————————————-

何事も不満に思わず、現実を受け容れる自分でありたいものです。


 

ページの先頭へページの先頭へ
株式会社ドゥアイネット
は、iOS/AndroidのARアプリ開発とWebシステム開発を中心としたIT関連サービスを提供しているシステム開発会社です。