いかに日常を生きるか (131005)

親愛なるみなさん、おはようございます。今日もツイてます。

今週の倫理です。
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水道工事を主力に建設・土木工事、特に下水道工事の分野では、
地域のリーディングカンパニーとなっている会社を営むA氏は、
祖父・父と続く三代目の社長です。

創業は昭和二十六年。創業者である氏の祖父は、馬車引きから身
を起こし、重量物の運搬、機械据付工事を人力で行なう、猛者集
団を束ねる豪胆な社長として有名でした。

A氏が中学一年生の時、全従業員と家族を集めての慰安旅行があ
りました。お酒が入ると共に、和気あいあいと宴会が進み、祖父
が皆に促されて宴会場の舞台で十八番の「無法松の一生」を披露
しました。

いつにも増して気合が入った様子に見入っていると、演舞が終わ
ると同時に、祖父は舞台上で大の字になったのです。この演出に
「今日の会長は乗ってるなあ」と参加者も盛り上がりましたが、
そのまま全く微動だにしない様子に、徐々にただ事ではないと騒
然としました。祖父は、そのまま舞台の上で息を引き取ったので
した。

この直後、周囲は悲しみに包まれましたが、家族をはじめ会社関
係の方々にも見守られた中での最期だったので、二代目の父へ円
滑に事業が継承されました。また家庭内も、残された祖母を皆が
支えつつ、円満な一家として現在に至っているそうです。

「武士道とは死ぬことと見つけたり」とは佐賀県鍋島藩に伝わる
武士道の心得書『葉隠』の一節ですが、「いかに日常を生きるか」
の集大成として「死」が訪れると捉えています。ここ一番で輝か
しい結果を欲するのは人の常ですが、そこに至る「日常」こそが
問われるのです。
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如何に生きるかは、如何に死するかです。生き様=死に様です。
一日一日を大切に生きていきましょう。


 

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