問題発見のために最も重要なこと(131017)

親愛なるみなさん、おはようございます。今日もツイてます。

「問題発見のために最も重要なこと」上田正仁(東京大学大学院
理学系研究科教授)『致知』2013年11月号より

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私の体験に限らず、「問題を見つける」訓練は創造的な見方を鍛
える上でとても重要です。問題を見つけるために最も重要なのは

「何が分からないかが分からない」状態を
「何が分からないかが明確になる」レベルに高めることです。

そうすれば、問題のありかが絞り込まれてくるはずです。

その第一歩としてまず自分のテーマに関して徹底的に調査をしな
くてはいけません。インターネットで検索すれば、たちまち関連
情報が入手できるでしょう。

その資料を丹念に読み込むわけですが、その時、その分野ですで
に分かっていること、実践されていることを学習しようという意
識でいると、いいアイデアは生まれません。

むしろ「何が分かっていないか」を理解したいと強く意識しなが
ら読むように心掛けるべきです。

そうするとやがて「分かっていること」と「分かっていないこと」
の色分けがはっきりとしてきます。

商品開発の例でいうと、アイデアが漠然とした状態で最初に取り
組むのは徹底した市場調査や同業他社の研究です。成功、失敗の
ケース、その原因を含めて過去の情報まで遡って調査する中で、
取り組むべき課題を明確にします。

その際重要なのは成功例の真似をしてはいけない、という点です。

過去の例に学ぶのではなく、常に差別化を意識しながら資料を読
み込まなくてはいけません。

根気のいる作業ですが、そうすることで他社がまだ手を付けてい
ない空白の部分が見えてきます。

その中で「何をやらないか」をまずはっきりさせ、残ったアイデ
アの中で、必死に頑張ればなんとか達成できるという自分の可能
性をぎりぎりまで引き出せそうな難易度の高い課題に的を絞り込
んで勝負をかけるのです。

才能のある人は、ともすれば比較的余裕を持ってやれることに取
り組もうとしますが、私に言わせれば、それはあまりにもったい
ない話です。

人生は一度きり。自分の可能性を極限まで引き出せる高い目標に
向かって挑戦してこそ生きがいも生まれるというものです。
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ある会議で、「質問はありますか?」と尋ねても質問が上がらな
い場合があります。それは何がわからないかが分かっていない状
態です。漠然と捉えているのですね。

分からないことを明確にする。そのことで自ずと質問する内容が
見えてきます。分からないことを明確にしていきましょう。


 

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