引いたり寄ったりしながら物事を見る(131116)

親愛なるみなさん、おはようございます。今日もツイてます。

今日は、朝からファシリテーション協会主催のファシリテーショ
ン基礎講座に参加しています。いろんな価値観に触れて面白です。

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「引いたり寄ったりしながら物事を見る」川原尚行(認定NPO
法人ロシナンテス理事長)『致知』2013年12月号特集「活
路を見出す」より

――最初はどんなことから始めていかれたのですか。

まずは取っ掛かりが必要なので、外務省時代から親交のあったイ
ブン・シーナ病院で、外科医として活動を始めました。

その傍ら、友人から紹介された無医村地区で巡回診療も行い、一
日中診療に明け暮れました。

――村はどのような状態でしたか。

村人は蚊によって感染するマラリアや寄生虫疾患があり、栄養失
調や下痢症の子たちも数多くいました。電気もなければ水道もな
く、日本から仲間が来てくれた時も「ここで生活するのは大変だ」
と驚いていました。

でも自分は全然苦にならず、彼らと寝食をともにしていました。

――病気もされなかったのですか。

いや、もちろんしましたよ。
長い下痢や高熱に相当苦しんだこともあります。でも村の人から
水を出されれば濁っていてもその水を飲む。

ここで自前のペットボトルのきれいな水を飲むようではダメで、
彼らもそれを見ています。あ、この人は自分たちの水を飲んで笑
ってくれたなと。

そうした積み重ねによって、私という人間を受け入れてくれるよ
うになります。

だから単に医療を提供するだけでは全然ダメで、そこへ行くまで
に彼らの生活の中に入り込んでいき、その上で医療を行う。そう
すれば病気だけでなく、人と向き合えるようにもなりますしね。

――村の人たちとの間にまず信頼関係を築くことが必要なのです
ね。

そうです。そして病気を含めて人を見られるようになれば、今度
はその地域を見られるようになり、さらには国を見られるように
なる。

これもフレームワークの取り方ですね。でも国だの地域だのと、
引いてばかり見るようになってもダメで、時にはグーッと寄って
みて、一つの病気や一人の人とも対峙しなくちゃいけない。その
両方が必要なんですね。 

(中略)

――途中でやめてしまおうと思われたことはありませんでしたか。

それはないですね。やめるということは、自分の死を意味します
から。要は命を懸けてやっているということです。

――そういう覚悟があるからこそ、次々に活路を見出していける
のかもしれませんね。

きっと枠がないんでしょうね。しがらみがないから常に発想がフ
リー。全く別なところにフレームワークが取れるから結果的に活
路を見出せるのかもしれません。
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学べば学ぶほど、わからない事に遭遇します。苦労することは成
長の証です。いろんな視点から物事を見ていきましょう。


 

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