思いを行動に移す (140120)

親愛なるみなさん、おはようございます。今日もツイてます。

「仁を発揮して生きる」安岡定子(こども論語塾講師)『致知』
2014年2月号連載「子供に語り継ぎたい論語の言葉」より

子どもだから論語を教えても理解できないのでは?という先入観
は必要ないようです。かえって子どもだから何の固定観念もなく
すんなり学んでいけるようです。

古典に学ぶというのは、人間としての格たるものを学ぶものだと
思います。

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私が教室でお子さんに接する時、繰り返しお話ししているのが仁
の大切さです。小さいお子さんには一言で「思いやり」と説明し
ていますが、この仁を孔子はとても重視していて、仁について語
った章句は100を超えます。

お子さんに「仁と聞いてまず思い出すのは、どの章句ですか」と
質問すると、最も多いのが

「巧言令色、鮮なし仁」(上手に飾りすぎた言葉の人や、上辺ば
かり格好をつけた表情の人には仁が欠けている)

次に挙がるのは

「剛毅木訥、仁に近し」(心がしっかりしていて、口べたで飾り
気がない人は仁者に近いということができる)

です。

そして、もう少し年齢が上がると、今回ご紹介する

「仁に里(お)るを美と為す。擇(えら)びて仁に處(お)らず
んば、焉(いずく)んぞ知なるを得ん」

の章句を挙げる子が何人も出てきます。これは私の好きな章句の
一つで、

「仁の心を大切にする態度が美しいのだ。自分で選んで仁から離
れてしまっては、どうして知恵のある立派な人と言えようか」

という意味です。

私が好きな理由の一つは表現の美しさです。里という文字を「お
る」と読ませています。この「おる」は「人物がいる」「物を置
く」という意味で、私にこの章句を教えてくださった先生は

「心の中心に仁を置き、それを拠り所として生きるのはなんて美
しいんでしょう」

と説明されていました。

孔子は人間は皆、仁の心を持って生まれてきているという性善説
の持ち主でした。

仁を拠り所として生き、どのような厳しい状況に置かれたとして
も仁を発揮していく、という理想の生き方を貫いたのです。

ですから私もお子さんにこの章句を紹介する時、

「みんな仁を持って生まれてきているのに、それを形にできない
のはもったいないでしょう。どのような時も思いやりに溢れた人
になりましょうね」

という言い方をします。そしてこう続けます。

「誰でも優しい気持ちは持っています。人に優しくされたら嬉し
いし、困っている人を見たら自然に助けたいという気持ちが湧い
てくる。その時大切なのは、その思いを行動に移せるかどうかで
すね。優しくされたら素直に感謝の気持ちを表現し、困っている
人にはさっと手を貸してあげられる人になりましょう。ただ単に
言葉を知っているというだけでは意味がありませんよ」

思いを行動に移すのは確かに難しい部分もありますが、それを実
践することで初めて人としての成長があること、「知恵のある立
派な人」とはそういう人であることをお子さんには伝えます。
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思いを行動に移す。子供も大人も共通する教えですね。今日も思
いを行動に移す仕事をしていきましょう。


 

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