苦労と思った瞬間に苦労になる(140126)

親愛なるみなさん、おはようございます。今日もツイてます。

「苦労と思った瞬間に苦労になる」山本征治(日本料理・龍吟代
表)『致知』2014年2月号特集「一意専心」より

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僕は子供の頃、ふとしたことから母親の料理の手伝いをするよう
になったんですね。学校から帰ってその日の出来事を話す時、い
つも母親が台所にいて、手伝いをしないと機嫌よく聞いてくれな
い。そうやって料理の手伝いをするのが日課になって段々と手順
を覚えていったんです。

小学5年生になると、家庭科の授業で調理実習がありますね。僕
はその実習の数日後、貯めていたお小遣いで近所のスーパーで同
じ食材を買って、1人で家族のお昼を準備したんです。

パートから帰った母親が「えっどうしたの」と驚いて、「おいし
い、おいしい」と喜んで食べてくれました。これを見ながら僕は
「料理がおいしいと言ってもらえるのは、こんなに嬉しいことな
んだ」と子供心に感動したんです。

「自分の将来の仕事はこれがいいかな」と。それ以来、僕は自分
の夢について料理人以外のことを作文に書いたことも言ったこと
もありません。

調理師学校を出た後、3年くらい地元・香川県のホテルで働いた
んだけど、僕はやるなら日本料理と決めていました。フランス料
理に対する華やかなイメージももちろんありました。

だけど、フランス料理や中国料理は向こうに本物があって、それ
を日本に吸収するだけ。じゃあ日本が負けないものは何かと考え
た時に、日本料理しかないと思ったんです。

それから僕は自分なりに日本料理を研究する中でやがて門を叩く
有名な四国の料亭を知ることになるんです。

(中略)

修業期間中の嫌なこと、辛いことを数え上げたら切りがないけど、
僕には必ず成功して店を持って自分の料理を世の中に認めていた
だく、という夢があったから、これも訓練だと思って乗り越えて
きました。

どちらかというと要領がよくない人間だし、生意気に思われて先
輩から殴られたり蹴られたりすることもたびたびありました。し
かし、上手く振る舞っているうちに自分の大切な人生の時間が奪
われていくことを思ったら耐えられなかったですね。

僕は誰よりも料理に対する思いが強い人、誰よりも料理が好きな
人になりたかった。唯一、大将だけには勝てないと思っていたか
ら、大将だけを見て必死についていったんです。

僕は苦労したと自分では認めない主義なんです。苦労を苦労と思
った瞬間に、本当に苦労になる。だからいまも社員たちに「風邪
をひいたと認めた瞬間に風邪をひくんだぞ」と言っています。
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「風邪をひいたと認めた瞬間に風邪をひくんだぞ」わかりやすい
例えですね。否定的なことを認めない柔軟性を持ちたいものです。


 

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