自ら彊(つと)めて息(や)まず(140218)

親愛なるみなさん、おはようございます。今日もツイてます。

「誰よりも遠く、高く!限りないジャンプの魅力に惚れて」葛西
紀明(ソチ五輪スキージャンプ男子個人ラージヒル銀メダリスト)
『致知』2005年8月号特集「彊めて息まず」より

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一昨日、日本中が歓喜に沸きました。ソチ五輪スキージャンプの
個人ラージヒル種目で葛西紀明選手が銀メダルを獲得。41歳で
のメダル獲得は冬季五輪日本勢で最年長の記録となりました。

7度目のオリンピック挑戦にして、ようやく悲願を達成した葛西
選手が直後のインタビューで語ったこと。それは、「金メダルと
いう次の目標に向かって頑張ります」というものでした。

真のレジェンドを目指す葛西選手の飽くなき挑戦心に迫る――。

やはり心技体、どれか一つでも欠ければ絶対に世界は取れません。
パーフェクトなものをつくって臨まなければ金は取れないと思う
のです。だから僕は、1シーズン通して全部完璧なジャンプで終
わらせたい。そうすれば、オリンピックでも金メダルを取れると
思うし、世界選手権でもワールドカップでも優勝できる。

そのためにはどうすればいいかをずっと考えながら、きょうまで
20年以上厳しいトレーニングを積んできたのです。それでも、
本当に完璧と思えるジャンプは、これまでに2、3回しかないん
です。

――あぁ、わずかに2、3回……。

子どもの頃は、ただ跳ぶことが楽しくて、何も考えずに跳んでい
ました。社会人になってからは、たくさんのスランプも経験して、
悩んで、技術的にもいろんな模索をしてきましたが、そういう中
で子どもの頃のように無心で自然なジャンプができれば、完璧な
ジャンプに近づけると思うんです。

幸い、若い頃から血を吐くような練習をずっと続けてきましたか
ら、32歳のいまでも、体力の面では世界トップレベルを維持で
きています。むしろ少しずつ伸びてさえいます。

――それは驚異的なことですね。

精神的にも、年を重ねていく中で、悔しいこと、辛いこと、たく
さんの修羅場をくぐり抜けてきて、常に安定した状態を保てるよ
うになりましたね。さらに、4年前に移籍してきた土屋ホームが
全面的にバックアップしてくれていますから、心置きなく練習に
打ち込むことができます。

(中略)

僕は負けず嫌いだから、とにかく練習していなければ勝てないと
思って、これまでは休むことを知らなかった。でも、それが逆に
悪いリズムをつくっていたんですね。毎年2月になると成績がガ
クッと落ちるんですよ。

コーチから、「これはたぶん疲れだ。もっとリフレッシュしなけ
れば本来の力を発揮できない」と言われて、1月の試合の後、次
の世界選手権までの間に必ず1、2週間休むようにしたんです。

最初は、こんなに休んで大丈夫かって不安でしたね。しかし、そ
うして臨んだ2004年の世界選手権では、ノーマルヒル、ラー
ジヒルでともに銅、団体で銀と、1度に3つのメダルを取ること
ができ、ワールドカップでも最年長記録を塗り替えて31歳と8
か月で優勝を果たすことができたのです。

――悲運に見舞われても、勝利に恵まれなくても、ひたすら挑戦
を続ける。ジャンプの魅力は何ですか。

ジャンプというのは特殊な競技で、誰にもできるわけではありま
せん。自分の生身の体で跳んでいくこと。危険の中で誰よりも遠
く、高く跳んで勝つこと。その喜びに、僕は惚れたんです。これ
はもうやめられないですね。

――だからこそ「彊めて息まず」厳しい練習を続けてこられたの
ですね。

「彊めて息まず」。好きですね、そういう言葉は。僕の好きな
「継続は力なり」という言葉にも通じるものでしょう。その言葉
に少しでも近づけるように、僕はこれまで努力を続けてきました。

その間にいろんな不運にも見舞われましたが、おかげで精神力、
忍耐力もついて、金メダルへの思いを途切らせずにここまでくる
ことができました。この言葉に着実に近づいてきたという実感が
あります。
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自ら努め、学問に励み,人と交わり、職務を全うし、怠ることは
なく規則正しく健全に行われなければならない。という意味です
ね。人生の金メダルは誰でも取ることができます。

「彊めて息まず」にいきましょう。


 

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