好き嫌いと仕事の成長は分ける(140407)

親愛なるみなさん、おはようございます。今日もツイてます。

先日の情報システム部のSE河村氏29歳。その上司の浦田課長
の会話の続きです。

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河村氏と浦田課長の会話はいつもこのような感じです。課長は河
村氏にいろいろと教えようとするが、話がまったくかみ合わない。
最後は、課長が怒って突き放してしまう。河村氏と浦田課長の人
間関係は、次第に悪くなっていった。

そこで登場するのが、山中課長補佐だ。山中課長補佐は、浦田課
長と一緒に若いころ多くの仕事を手掛けてきた人物である。

浦田課長は、山中課長補佐に、金融商品販売管理システムの生産
性向上を担当させた。山中課長補佐は課長にこれまでの経緯を確
認した後、河村氏と話をすることにした。

山中:河村君、課長には驚いただろう。あの人は能力も高いし、
部下思いなんだけど、性格がね。

河村:山中さん、よく付き合ってこれましたね。課長が何を言い
たいのか、何を言っているのか・・。「考えろ」「悩め」と言う
けど、意味が分からないんです。あれじゃ部下も育たないと思い
ますよ。言葉の暴力ですよ。

山中:そうだな。君の気持ちは分かる。僕も最初は嫌だったよ。
でもね、今は感謝している。自分の成長には、課長が大きく寄与
しているからね。

河村:山中さんはそう言いますが、部下はそう思っていないです
よ。

山中:君は課長に「もっと考えて仕事をしろ」と言われたよね。
その言葉は重要だ。そこには君の成長に向けたチャンスがある。
課長は仕事を成功させる能力を持っている。経験もあるし、意思
決定力もある。リスクマネジメントもベンダーマネジメントもう
まい。その課長が、君に課題があるというんだ。何らかの問題が
あると考えてそれを受け入れ、何が弱いのかを把握し、自分を伸
ばす心構えが必要だ。君にはその覚悟はあるのかな。

河村:ありますが、課長に面と向かって言われるのはちょっと。

山中:感情は分離した方がいいよ。好き嫌いと仕事の成長は、分
けよう。

河村:課長は苦手ですけど、能力は確かに高い人ですから。自分
には、弱いところがあるのでしょうね。

山中:なら、課長の能力要素を全てコピーすればいいよ。好き嫌
いが、職場環境の重要な要素であることは否定しない。でもね、
嫌な感情は消化した方がいい。その上で、課長や他の先輩、僕な
どから、必要なことを全てコピーすることに集中したらいい。必
ず能力は向上するよ。

河村:感情と能力は分けて考えろと。そんなことできるんですか。

山中:可能だよ。僕がそうだった。君は10年前の僕だと思う。
君にはもっと伸びてほしいし、実際伸びると思う。仕事で「考え
る」というのは、過去の経験にしがみつくことではない。仕事上
の目標を設定したら、その手段を考える。その手段が自分のスキ
ルセットに無かったら、どこかから持ってくる。それが考えると
いうことだよ。上司や先輩、社外の有識者の数は無限だから、そ
のスキルセットも無限なんだ。

河村:・・・

山中:河村君、課長が言うように開発作業の内訳を調べるのに、
半年もかけられない。1ヶ月くらいで、数値を取らなくてはなら
ない。もちろん、開発部門は追加の作業を嫌う。でも、こういう
制約を与件にして、目標を実現する手段を考えてみてほしい。そ
の手段が自分に無ければ、他から持って来ればいい。1週間待つ
から、とことん考えて、課長と僕に説明してほしい。
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河村氏が、課長と課長補佐にどんな報告をしたのかは次回にしま
す。読んでてどう感じましたか?

よく事実と感情は分ける。と言われますが、確かに感情が入り込
むと仕事はうまくいきませんね。

今日も事実と感情を分離して、仕事を一歩進めていきましょう。


 

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