勝つ組織をつくるためにはリーダーが夢を語りベクトルを揃えること(140423)

親愛なるみなさん、おはようございます。今日もツイてます。

「組織のベクトルを揃える」成島由美(ベネッセコーポレーショ
ン家庭学習カンパニー長)『致知』2014年5月号連載「二十
代をどう生きるか」より

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この時(進研ゼミ中学講座事業部の統括責任者に就任した時)ベ
ネッセは創業以来最大の試練に直面していました。競合他社の追
従に新機軸を打ち出せず、進研ゼミの屋台骨だった中学講座の在
籍者が毎年約10万人ずつ減少してしまっていたのです。

誰がトップに就いても歯止めをかけられない。そんな時、私に白
羽の矢が立ったのでした。「これでダメだったら諦めて通信教育
事業を畳む」上司からそう言われて送り込まれたため、当初は重
度のプレッシャーから眠れない日が続きました。

着任当時、発行部数は最盛期の3分の2。損益分岐点が目前にま
で迫っていました。そのため、喫緊の課題は下げ幅をいかに縮小
させるかということ。しかし、私は発行部数を何万部に戻そうと
いうことは決して言いませんでした。

私が社員に訴えかけたことは、「高校受験の春に、日本中が15
歳の嬉し涙で溺れるようにしよう」というものでした。

そのコンセプトのもと、合格発表当日、事業部全員が全国に飛び、
各高校へ足を運ぶことにしたのです。

会場では合格した学生や親御さんが「進研ゼミ、やっていました。
ありがとうございます」と、声を掛けてくれる。

そこで一緒に写真を撮ったり、どの教材がよかったのかをインタ
ビューし、ダイレクトメールに活用しました。

200名もの部下の中には一回り以上年の離れた先輩や元上司も
いたため、ここでもやはりコンフリクト(葛藤)はありました。

また、下降の一途を辿る事業部の中にあって、やる気を失いかけ
ている社員も数多くいました。

ところが、どうでしょう。合格に涙し、抱擁や胴上げをしている
学生の姿を見て、社員も感極まり、会社に戻ると憑き物が落ちた
ように仕事に打ち込むようになったのです。

私が褒めるより、現場に出向き感動を体感することが何よりも彼
らのモチベーションアップに繋がったのでした。

その上で、当時は通信教育ではどこもやっていなかった学力別、
志望校別コースを導入したり、2週間かかっていた添削期間を3
日間に短縮するなど、小さな成功体験を積み上げることで部数減
少を食い止め、3年目には増加に転じることができたのです。

勝つ組織をつくるためにはリーダーが夢を語り続け、ベクトルを
揃えることが不可欠である。

この時の体験で得た教訓は、いまなお私の中に生きている貴重な
財産となっています。
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女性リーダーとしてベネッセにおいて卓越した成績を挙げている
成島さん。しかし、入社間もない頃は、何かにつけて不満を漏ら
す、あまりやる気のない社員だったといいます。

そこからいかにして自らを変革し、キャリア街道を上り詰めてい
ったのか。

今日も自ら変革。喜んで進んで働きましょう。


 

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