人生の岐路においては前向きに決意する(140516)

親愛なるみなさん、おはようございます。今日もツイてます。

昨日までの2日間、企業内マネジメントコーチングを学ぶにあた
り、改めて仕事の目的が重要であることを学びました。単なるコ
ーチングスキルを学ぶところは、多くありますが、企業内のマネ
ジメントにおいてコーチングを学ぶところは、日創研しかありま
せん。

何のために仕事をするのか。自問自答の重要性を再認識しました。

さて、今週の倫理です。
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塗塗装会社に勤務するNさん。現在は第一線で活躍していますが、
入社一年目の時に、岐路に立たされました。

入社当初は〈お客様の笑顔のために精一杯働こう〉と希望に燃え
ていましたが、半年も経つと、不満が出てきたのです。

先輩と一緒に現場に出ても、塗装前の下地処理しかさせてもらえ
ません。事務所内でも塗料の発注くらいしか役目が与えられず、
毎日地味な作業ばかりでした。

頑張っても報われない日が続き、次第に情熱も薄らいできました。
一年が経つ頃には、〈自分はこの会社に向いていないのではない
か〉〈転職したほうが良いのではないか〉と、悩むようになりま
した。そんな時、塗料の発注ミスをしてしまったのです。

Nさんが頼むはずだったのは特殊な塗料でした。結局、納期に間
に合わず、工事は延期になってしまいました。上司と共に関係各
所にお詫びをしながら、ふとNさんが上司から言われたのが次の
言葉です。

「塗装工事で一番大切なのは下地処理なんだ。目に見えなくても、
下地処理が適切にされていないと、綺麗に仕上がらない。大切な
ことは目に見えないんだよ」

ゆっくりと、諭すように話す上司の言葉に、Nさんは目が覚める
ような思いがしました。手間がかかり、目立たない下地処理が、
実は重要な仕事だったのです。ベテランの職人なら誰でも知って
いる塗装の基本が、新人のNさんには新鮮でした。 

〈もう一度頑張ろう〉と思ったNさんは、その後、積極的に働く
ようになりました。下地処理だけではなく、面倒な事務処理も、
自分なりに工夫して、良い方法を見つけて取り組むようになりま
した。

いつしか転職を考えたことも忘れ、数年後には、現場を任される
までに成長したのです。

同じ会社で、同じ仕事をしていながら、Nさんの働きに、なぜこ
れほど違いが生じたのでしょう。

ポイントは、心の状態です。ミスをするまでのNさんは、入社当
初の気持ちを忘れ、〈この仕事は向いていない〉〈どうせやめる
んだから〉と消極的な心で仕事をしていました。

その後、先輩の助言のお陰で仕事にやりがいを見い出せるように
なり、仕事の成果もぐんぐん上がりました。

消極的か、積極的か――。この心の状態は、人生の岐路での選択
にも大きな影響を及ぼします。転職をやめて会社に残る場合も、
〈他に行くところもないし…〉と仕方なく残るのと、〈この仕事
を頑張ろう〉と積極的に残るのでは、仕事の成果も、人生の行方
さえも大きく変わるでしょう。

受験や就職、転職、独立、結婚など、人は誰でも分岐点に出合い
ます。人生を左右する岐路では悩みも深まるものですが、何かを
選ぶなら、前向きに決意したいものです。積極的な心で選択した
時にこそ、苦しくても、喜びに満ちた人生が待っているからです。
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会社を辞めたい。誰もが思うところでしょう。しかし、辞めたい
と思った時は辞めてはいけません。辞めたくない時に岐路を選択
すべきです。矛盾するようですが、辞めたいと思っている時は、
否定的感情で視野が狭くなっています。視野が狭い時に岐路を選
択すると誤る確率が高くなるのです。

今日も前向きに決意し、仕事の意味を深めながら朗らかに働きま
しょう。


 

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