失敗を正しく受け止め、次に繋げる(140523)

親愛なるみなさん、おはようございます。今日もツイてます。

今週の倫理です。
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世に失敗はつきもの。あってはならぬことですが、仕事の上でも
失敗することはあります。

商談に遅刻して取引を棒に振ってしまった、自社工場から出荷し
た製品に異物が発見された、従業員が事故を起こした、発注書の
金額を誤って発行した――。

失敗はないに越したことはありません。誤りのないように仕事を
するのは当然のことです。しかし、既に起きてしまった問題に対
しては、迅速に、正しく手を打つ必要があります。

倫理研究所会長(第二代理事長)の丸山竹秋は、失敗への対処と
して、二つの原則を挙げています。

第一は「原因をよく確かめること」。これには①形の上のことと、
②その根本原因である内面的な事柄との二面があります。

たとえばTさんは、朝の出勤時、遅刻しそうになって信号を無視
して横断歩道を渡ったところ、転んで怪我をしてしまいました。
この場合、①にあたるのは信号無視です。しかし問題は、信号無
視をしてしまったその奥の原因にあります。

実はTさんは、家を出る間際に、些細なことから妻と言い争いに
なり、喧嘩をしていました。そのため、出発が遅れ、イライラし
ながら出勤していたのでした。このマイナス感情が、Tさんを怪
我へと導いてしまったのですが、これが原因②にあたります。

腹をたてたり、焦ったりした時に失敗は起きやすいもの。失敗へ
の根本的な対処は、原因の原因である心の間違い、生活の誤りを
発見し、改めることにあります。

次に、原則の第二は、「失敗によって自分自身の向上をはかろう
と、はっきり前を向くこと」です。

失敗を悔やんでその場を取り繕おうとするのは、割れた茶碗の欠
片を集めて元通りにしようとするのと同じで「詮なきこと」に他
ならず、「直(ただち)に一歩踏み出す可(べ)し」と言ったのは西
郷隆盛でした。

砕けた茶碗の欠片を呆然と見つめてオロオロするだけでは事態は
動きません。失敗の原因を突き止め、改めるべき方向を見出した
ら、直ちに前向きに行動する。ここで初めて失敗が生きてくるの
です。

さて、日本には、イザナギの命とイザナミの命という夫婦神の結
婚によってこの国土が成ったという神話があります。その中に、
はじめ国生みに失敗した両神が上位の神に失敗の原因を質し、や
り直したところ、見事に国生みを果たしたという件があります。

丸山敏雄は、ここに失敗の意義を見出し、「初敗大成」の原理と
呼びました。

最初失敗すること、これは尊い月謝である。喜んで又改めてとり
かかると、いつか大きい成功の栄冠がかがやく。(『万人幸福の
栞』十二条)

失敗という苦難は、我々を善悪の岐路に導き、こう問いかけます。
「誤魔化しの道を選ぶか、より豊かな人生を築く道を選ぶか」と。

失敗は尊い「厳師」。その教えに耳を傾け、勇気をもって正しい
道を選びたいものです。その雄々しい一歩こそ、真の成功と繁栄
につながる一歩に違いないのですから。
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成功者は一番多く失敗をした人です。ただ、失敗を失敗として終
わらせず、原因を正しく追及し、次なる策を打ち続けて成功へと
導いた結果です。要は捉え方次第です。

仕事に対して、誤魔化さず真摯に捉え向かっていきましょう。


 

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