「人格」を育て、鍛え、磨いていく(140611)

親愛なるみなさん、おはようございます。今日もツイてます。

僕が哲学に興味をもったきっかけが感性論哲学です。芳村思風先
生の著書「人間の格」は素晴らしい著書です。その一節を紹介し
ます。

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本物の人間になるためには、人格について考えなければいけませ
ん。人格とは理性ではありません。頭の良い人間が、人格者とは
限らないからです。

「人間の格」とは、「人間であるために必要な要件」です。「人
間の格」には、「性格」と「人格」の2つの「格」があります。

「性格」は生まれつきのもので、変える必要はありません。相手
によって、いい性格と言われたり、いやな性格と感じられたり、
相対的なものです。不自然に変えようとするとストレスになり、
うつなどの原因にもなってしまいます。

「長所を伸ばせば、短所は味に変わる」、「短所をなくそうとせ
ず、長所を伸ばす」、「不完全な人間なのだから、短所があるの
は当たり前。短所があるのは人間の証拠」。短所があることを自
覚し、できるだけ出てこないように努力することが大切です。ど
んな性格でも能力と人格を磨くことで、個性として魅力を持ち始
めます。

「人格」には、3つの視点があります。「人格の高さ」・「人格
の深さ」・「人格の大きさ(広さ)」という、この3つです。

人格は、赤ちゃんや子どもには備わっていません。「この赤ちゃ
んは、人格が高い」とか「深いですね」とは言いません。生まれ
た後に、努力して育てていくもの、磨き上げていくものです。

「人格の高さ」は、知識や技術や教養の量があると同時に謙虚さ
が必要です。プロとしての自信や志があることも、人格の高さを
作るポイントです。どんなに素晴しい技術を持っていても傲慢な
人には、人格の高さは感じることがありません。

「人格の深さ」は、考え方や内面的なもので、量ではなく質的な
もので、意味や価値を感じる厚みです。乗り越えてきた問題や苦
労や悩みが深さを作ります。

「人格の大きさ」は、器・度量・包容力という言葉で考えます。
器の大きな人とはどんな人か、度量の大きな人とは、包容力の大
きさとはなにか。

人格は、どのようにして育て、鍛え、磨けばいいのでしょうか。
「自らに問い、対立を乗り越えていく」「問題を乗り越えていく」
こと。

自らに何を問うか。「人格を育て、鍛え、磨く問い」は、「哲学
の問い」と言われる4つの問い、「現実への問い」「全体への問
い」「本質への問い」「理念への問い」です。

日々の生活や仕事そのものが現実です。現実の中で、いろいろな
問題が次々と出てきたとき、「どうして、こうなるのか?」と思
うことがあります。これが「現実への問い」なのです。

この現実への問いをキッカケとして、「こんなことは私だけ?他
の人はどうなんだろう?」とより広く考える「全体への問い」に
発展します。さらに「そもそも、これはどういうことなのか?」
というような問いがでてきます。これが「本質への問い」です。

「これは、どうあるべきなのか?」「どうならなければいけない
か」となったとき、「理念への問い」となります。

次に、「対立」を乗り越えること。特に「感情的対立」を乗り越
えていくことがポイントです。

相手を「誤解なく正しく理解するように聴くこと、接すること」、
自分のことを「誤解されることなく正しく理解してもらえるよう
に伝えること。

「対立とは、学ぶべき何かを持っている人を教えてくれている状
態」です。自らの成長を手伝ってくれる人として、相手に対して
気づかい・心づかいで接することです。

対立する相手の意見のいいところを学び、取り入れ、自分の意見
を成長させる。ここに、器の大きさや包容力の大きさがでてきま
す。

こうして、「人格」を育て、鍛え、磨いていくことで、「人格」
は「高く・深く・大きく」なっていきます。
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まだまだ人格者にはなり得ていませんが、人間の格を「高さ」、
「深さ」、「広さ」を意識していきたいと思います。

今日も人格を育て、鍛え、磨いていきましょう。


 

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