伸びる人と伸びない人の差(140618)

親愛なるみなさん、おはようございます。今日もツイてます。

「伸びる人と伸びない人の差」山下泰裕(全日本柔道連盟副会長)
『致知』2014年7月号特集「自分の花を咲かせる」より

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※対談のお相手は、第69代横綱で、先場所、歴代3位となる2
9回目の優勝を果たした白鵬氏です。

白鵬 山下先生もいろいろな柔道家を見てこられたと思いますが、
伸びる人と伸びない人の違いというんでしょうか。

例えば、私は17歳で十両に上がって、入門から3年で関取にな
ったんですよ。うちの付き人には5年やっても上がれない子もい
る。みんな一所懸命やっていると思うんですけど、その違いは何
なんですかね。

山下 努力することはすごく大事です。
同時に自分で考えて学ぶことも大事ですね。

言われたことだけで終わるのではなく、強い力士や上手い力士の
いろんなものを見て、真似して、工夫して、盗み取る。また、こ
うしたらどうかな、ああしたらどうかなと、自分で考えるところ
にスポーツの面白さがあるんじゃないですか。やっぱり自分で工
夫していかないと伸びないですね。また、才能があって、ある程
度までは伸びるけれど、そこで成長が止まってしまう人もいます
ね。

白鵬 はい、います。

山下 そういう人は、小さな成功で
満足してしまっているのではないかと思います。

私は現役を終えるまでは、こんなもんじゃない、こんなもんじゃ
いけないとずっと思っていたんです。周囲は「すごい、すごい」
と言ってくれましたが、自分にも理想とする柔道がありましたか
ら。横綱が双葉山関の相撲を目指されているのと同じです。

例えば全日本で何回優勝した、オリンピックで金メダルを取った
といって、俺は強い、俺はすごいんだと傲る気持ちや満足する気
持ちになったら、伸びる勢いは止まってしまう。

小さな成功で満足してしまったら、そこで柔道家としても人間的
にも成長が止まってしまう気がします。

白鵬 私は「心技体」のうち「心」が一番大事で、
だから一番上にあるんだと思っています。

いまの山下先生のお話から、心の持ち方がその人の成長を決める
ということを改めて感じました。

山下 確かに、スポーツの勝敗というのは
人間性と直結しないところがあって、
才能があって努力すれば頂点に立つことはあります。

しかし、問題はその後の人生です。おそらく人生の勝利者にはな
り得ないでしょう。ビジネスの世界でも、金儲けのことだけ考え
ても、一時ものすごく成功する人もいますが、その会社が長く存
続することはあり得ない。

柔道の創始者・嘉納治五郎が目指したのは、柔道を通した人間教
育なんです。

オリンピックの競技になって勝敗を求めるようになったけれども、
そこが抜けてしまったら形は柔道でも中身は柔道じゃないんです
ね。ただ、私は自分の限界に挑戦して世界の頂点を目指すことと、
それを通して人間的に成長することは何ら矛盾しないと思ってい
ます。

人間的な成長を求めると強くなくなるとされる向きがありますが、
全く逆であって、横綱のように強くなるために謙虚に誰からも学
ぼうと精進していく中で、人格が高まり、より強くなっていく人
こそ本物だと思います。
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伸びる人と伸びない人の差。その違いは自ら考え工夫すること。
みなさんはどう感じられたでしょうか。

今日も自ら考え行動し、お役立ちに徹していきましょう。


 

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