7歳の読書量はその国の将来を決める(140716)

親愛なるみなさん、おはようございます。今日もツイてます。

致知出版社から配信されたメールの内容です。日本に本屋さんが
多い理由を知りました。日本は活字文化ゆえに人間性が高い民族
です。

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フランスの話です。オンライン書店による無料配送を禁止する法
案が可決されたというのです。実質はインターネット小売り大手
のアマゾンを狙い撃ちした反アマゾン法であることは確かです。

その裏には、独立書店、いわゆる「町の本屋さん」の保護があり
ます。

フランスには約3500店の独立書店があります。イギリスでは
約1000店ですから、その多さは一目瞭然です。これは文字文
化に対するフランスの伝統と愛着の深さの端的な表現とも言えま
す。

フランスのこの自国文化に対する誇りが、オンライン書店の無料
配送禁止法案を可決させたバックボーンである、とも言えましょ
う。

これが日本ならどうでしょう。自由な商行為を国権で禁止すると
は何事か、といった騒ぎになりマスコミはこぞって反対、一般の
消費者も有料よりはタダのほうがいいというのが共通の感覚です
から、フランスのような法案が日本で可決成立する可能性は、ほ
とんどゼロと言っていいようです。

しかし、日本の本屋さんが深刻な状態にあることはフランスに劣
りません。その状態は書店数にもろに反映しています。1999
年、日本の本屋さんは約2万2000店ありました。それが20
14年の現在は約1万4000店です。

16年間にほぼ半減しているわけです。この傾向は現在ただいま
も続き、年間に約500店のペースで本屋さんがなくなっている、
という調査もあります。

外国人が日本に来て驚くものの一つに、どんな町に行っても本屋
さんがある、ということがあります。

事実、日本の書店の多さは世界一です。日本文化の根幹にあるも
のは活字文化である、とさえ断言できるほどです。ですが、その
文化の在り方に陰りが出てきているのです。

このことは、単に書店数だけにとどまりません。本屋さんの中身
の変化にも現れています。いま、書店の大部分の書棚を占め、売
れ行きの中心となっているものは、コミック、雑誌、そして活字
を主としたものといえばライトノベルと称される文庫本、という
ことになっています。

いやな言葉ですが、いわゆる“軽チャー”が幅をきかせ、活字に
溢れたいわゆる“書籍”が駆逐されつつあるのです。書店の様相
を見ても、活字文化の後退は否めません。

話は飛びます。幕末期、アジアの多くが西欧列強の植民地攻勢に
蚕食(さんしょく)される中で、なぜ日本だけが明治維新を成し
遂げ、独立を守ることができたのか。

その核心は、一般庶民の民度が高かったからだ、というのはいま
や定説です。高い民度。それは具体的には識字率の高さである、
ということができます。

確かに幕末期、日本人の識字率の高さは突出していました。それ
を支えたのが江戸時代に全国に広がった寺子屋であったことは確
かです。

当時、日本の人口は約3000万人程度でしたが、寺子屋は2万
とも3万とも言われます。

全国津々浦々で文字に接する機会があり、文字を読む楽しみ、喜
び、感動が日本人の感性を養い、民度を高め、それが力になった
のです。まさに、日本文化の核心ここにあり、です。

日本人が寺子屋を求め、文字を通して磨いた文化性。この流れを
現代に受け継いだのが町の本屋さんである、と言っていいと思い
ます。

活字を読むことで力を培っていく。これは日本人の細胞にまで染
み込んだ伝統なのです。その伝統の反映が書店数の多さに表れて
いたのです。

その書店数が減っている。書店の中身にも活字離れの傾向が出て
きている。この事実は看過できないものがあります。

評論家の谷沢永一さんも、「活字を読むことほど、脳の前頭葉を
活性化するものはない」と言われています。日本だけではありま
せん。

イギリスの前首相ブレア氏も、「7歳の児童たちの読書量が、将
来の世界における英国の位置そのものである」と発言しています。

書店数が減る。活字を読む習慣が希薄になっている。これは単に
出版界がどうのこうのといったレベルの問題ではありません。

鉄は熱いうちに打て、です。活字を読む楽しさ、喜び、感動を次
の世代を担う子供たちにぜひともつないでいく必要があります。
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活字文化の伝統を継承しつつ、脳の前頭葉を活性化させていきま
しょう。


 

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