生涯現役、続けていくことの秘訣(140731)

親愛なるみなさん、おはようございます。今日もツイてます。

今週の倫理です。
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かつて、日本プロゴルフ界のドンと呼ばれたプロゴルファーがい
ました。杉原輝雄氏です。約五十年にわたり現役を続けて、プロ
通算六十三勝の記録を打ちたてました。身長一六二センチと小柄
な体格でしたが、不屈の闘志と粘り強さは、プロ仲間内でも一目
置かれる存在でした。

貧乏な幼少時代を過ごした杉原氏は、小学校高学年の頃から、近
所のゴルフ場でアルバイトを始めました。経済的な理由で進学を
あきらめざるを得ない中、アルバイトを続けながら、プロゴルフ
ァーを目指したのです。

昭和三十二年、二十歳でプロ試験に合格。身体が小さかった杉原
プロが、試合に出場し続けて勝利を重ねていくには、体力をつけ
るしかありません。当時は、科学的な練習方法なども乏しく、ず
いぶん無理なトレーニングも行なったそうです。身体はボロボロ
になっていったそうですが、一試合一試合を命がけで臨み、クラ
ブを握り続けました。

そんな杉原氏は、「人は皆、生まれた時から、人間のプロになる
という使命を担っている」という言葉を残しています。そして、
人間のプロになるために必要なのは、特別な修行ではなく、「感
謝」や「思いやり」などの心を持つことが大事だ、と語っていま
す。

自分が生かされていること、働きの場があること、働きを通して
誰かに感動を与えられること、そうしたことへの「感謝」がある
かどうかによって、人生のあり方は大きく変わってくるのでしょ
う。

自分の只今就いている仕事の尊さを悟って、けんめいに働く時、
自然に与えられる楽しみ、これは何物にも替えることの出来ぬ人
生の喜びである、最高至上の歓喜である。

これは倫理運動の創始者・丸山敏雄の言葉です。自分に与えられ
た仕事の尊さを知り、一所懸命にその時その場でベストを尽くす
ことこそ、人生の喜びであり、歓喜である。それはまた、健康の
秘訣でもあり、おのずと、地位も名誉もついてくる――と『万人
幸福の栞』の中で説いています。

プロゴルファーとしての働きの場があることに、常に感謝を忘れ
なかった杉原氏。どんな取材にも丁寧に応え、グリーンの芝生を
手入れする裏方の苦労にも敬意を払い、感謝の気持ちを持ってい
たといいます。

六十歳でガンの告知を受けたあとも、手術ではなく、薬での治療
を選択し、生涯現役を宣言。二〇〇六年の「つるやオープン」で
は六十八歳で最年長予選通過記録を、二〇一〇年の「中日クラウ
ンズ」では同一大会五十一年連続出場という世界記録を樹立しま
した。

働く喜びは、人生幸福の原動力です。どのような職業でも、与え
られた仕事を通して自分を磨き、自らを生かす場があることへの
感謝を忘れず、今就いている仕事の尊さを自覚できた時、真の意
味での真心の働きとなるのでしょう。
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先日のNHKプロフェッショナル、プロ野球選手48歳の現役投
手 山本昌氏のドキュメントを見ましたが、杉原氏と共通する点
が多くあります。

山本氏は「維持するために、進化する」という言葉を番組の中で
言っていました。変化、進化ですね。

今日も一日、朗らかに安らかに喜んで進んで働きましょう。


 

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