日々の小さな実践を積み重ねる (141114)

親愛なるみなさん、おはようございます。今日もツイてます。

今週の倫理です。
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不動産会社を経営するN社長は、元来短気な性格でした。自分の
都合に合わないと、キレて人を責める癖を持っていました。面と
向かって人を責めることはないものの、プライベートな空間では
暴言を吐いていたのです。

「ばかやろう! 死んでしまえ! くそっくらえぇ」。それが自
分にとっての気晴らしでした。ところが、暴言を吐けば吐くほど
イライラして、キレる回数がだんだん多くなってきました。

そんな時、倫理法人会のセミナーで「発する言葉には力がある」
と学びました。何気なく発する言葉にも力が宿っている、その力
が周囲に影響を及ぼし、その言葉通りの人生を歩む…など、自分
の言動を改めて省みる内容でした。

これまでは、セミナーでこうした話を聞いても、実行に移すこと
はなかったN社長。しかし、この時は違いました。息子の存在で
す。父親が日頃発する暴言が、まだ幼い息子に悪影響を及ぼすか
もしれないと思うと、変わるのは今しかないと決心しました。

次の日から意識して実践を試みますが、数日経つと、イライラが
募ってきます。なぜなら声に発しないだけで、心の中は、周囲へ
の責め心だらけだったからです。

どうしても溢れてくる負の感情。そこでN社長は考えました。
〈マイナスの言葉は急には止まらない。ならば、プラスの言葉を
たくさん発するようにすれば、差し引きされるのではないか?〉

ある日、妻と義母を乗せて車を運転していた時、前に車が割り込
んできました。「なんだ、馬鹿やろう!」と思わず口をついてし
まった後に、ハッとして「ありがとうございます、ありがとうご
ざいます」と言うと、車内の二人から大笑いされました。

その出来事から〈実践は楽しく取り組めばいいんだ〉と気づいた
N社長。実践に拍車がかかり、明るい言葉を使うようになりまし
た。

三カ月経つ頃、自分の中の変化を感じ始めました。イライラする
ことがなくなってきたのです。

N社長は、「暴言を吐くと、自分の中に、キレやすい負の回路が
できる。よい言葉を発するとプラスの回路ができるのではないか」
と自らの心の変化を振り返ります。 

実践の威力を実感し、今は「物を大切にし、身の回りを整理整頓
する」実践に派生して、経営環境も大きく前進しています。

純粋倫理は、理論だけではなく、実践が大切だとわかっていても、
なかなか行動に移せない人がいます。そんな時、背中を押してく
れる要因は何でしょうか。

N社長の場合は、「誰かのために」という思いが実践の大きな動
機になりました。また、自己革新の意欲が強く、問題意識の高さ
から、自分に必要な実践に気づくことができました。さらに、途
中段階での他人からの承認や賞賛が、継続の弾みになったのです。

人間の細胞は三カ月で入れ替わるといわれます。N社長に倣って
まずは百日、三カ月を目安に、一つの実践に取り組んでみません
か。
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日々の小さな実践が、人生を変えていきますね。今日も、小さな
実践を積み重ねていきましょう。


 

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