地道な積み重ねが周囲を変える (150227)

親愛なるみなさん、おはようございます。今日もツイてます。

志賀内泰弘氏の元気がでてくる「いい話」を紹介します。

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ある年の4月、底抜けに明るい女子社員が入ってきた。Kさん、
20歳。

総務課へ配属された。お客様なら「いらっしゃいませ」、他の課
員なら「こんにちは」と大声で挨拶する。あまりの声の大きさに、
一歩退いてしまうほど。まるで、威勢のいい魚屋さんだ。たぶん
新人なので、人事課の新人研修をバカ正直に守っているのだろう、
と思っていた。

その後も勢いは止まらなかった。Kさんは、ビルの廊下やエレベ
ーターの中で、すれ違う人すべてに、「こんにちは!」と連呼す
る。正直、少し戸惑っていた。

同じ会社の中で、全く面識のない人にも「こんにちは」と言うこ
とに、違和感を覚えていたのだ。

せいぜい一礼するくらいが、自然ではないかと。ところが、夏を
迎える頃、社内に異変が起きた。他の課の女性も「こんにちは」
と言うよういなってきたのだ。全く、名前も顔も知らない女性か
ら挨拶されるとドギマギしてしまう。

小さな声で、「こんにちは」と返事をする部課長の姿が、アチコ
チで見られるようになった。

それは、人から人へと伝染していった。やがて、男性も女性も、
平社員も管理職も「こんにちは」と挨拶するようになってしまっ
た。すると、あら不思議、いつの間にか私自身が抱いていた違和
感もなくなったのだ。

腐ったみかんが一つでもあると、みかん箱の中は全部腐ってしま
うという。Kさんの場合は、その逆だ。

たった一人の元気が、全員に伝染したのである。それも一年かか
って。

ふと思った。ひょっとして、たった一人の力でも、世の中は変え
られるんじゃないかと。言い訳していただけじゃないかと。

会社という組織の中に、長いこと居るせいで、心がくすんでいた
のかもしれない。翌年もまた、総務課に新人が配属された。

Kさんの隣に座って、「いらっしゃいませ!」「こんにちは!」
と大声が響く。パワーは二倍になった。
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一人の地道な積み重ねが、周りを変えていきますね。今日も、足
元の実践で積み重ねていきましょう。


 

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