「これがよい」と「これでよいのか」 (150418)

親愛なるみなさん、おはようございます。今日もツイてます。

今週の倫理より
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漫画『天才バカボン』は赤塚不二夫氏の代表作です。バカボンの
パパの決め台詞「これでいいのだ」は、誰もがご存知でしょう。

このパパのキャラクターは、自身の父親がモデルだったと、赤塚
氏は著書の中で語っています。

赤塚氏の父・藤七氏は、新潟県生まれ。満州に渡り、警察官の道
を選びました。特務警察官として、現地のゲリラと最前線で渡り
合う、命をかけた仕事でした。

少年時代の赤塚氏にとって、父は眼光鋭く、怖いイメージでした。
その一方で、正義感が強く、困っている人がいれば「敵も味方も
同じ人間だ」と、分け隔てなく助けるような人でもありました。

その後、満州を転々とし、終戦後にはシベリアに抑留され、過酷
な人生を生き抜いてきた父を、「『これでいいのだ』といえるよ
うな生き方を目指していた」と氏は述懐します。そして、その人
生観は、息子に受け継がれました。赤塚氏自身、波乱万丈の人生
を楽しんで生涯を終えたことは、記憶にも新しいところです。

赤塚氏に多大な影響を受けたタレントのタモリ氏は、葬儀の弔辞
でこう述べました。

「あなたの考えはすべての出来事、存在をあるがままに前向きに
肯定し、受け入れることです。(中略)その時、その場が異様に
明るく感じられます。この考えをあなたは見事に一言で言い表し
ています。すなわち、『これでいいのだ』と」

すべての出来事を前向きに肯定し、受け入れる――。「これでい
いのだ」という言葉をより積極的な姿勢の言葉にすると、「これ
がよい」となるのではないでしょうか。「これがよい」は「大肯
定」とも言い換えられましょう。

大肯定は、その後の大改善につながります。「まあ、いいか」
「しょうがない」という中途半端な肯定では、中途半端な改善し
かできません。事実を事実として受け止めない器量が心を曇らせ、
本当に改善すべき点が見えなかったり、見誤ったりしてしまうか
らです。また、「これではダメだ」と、欠点や不備を見つけての
改善は、対処療法にしかならないでしょう。

失敗や災いがたとえ理不尽でも、大肯定をした上で、〈原因があ
ってこういう結果になったのだ〉と原因理由を追及していく時、
初めて本当の改善ができるのです。

ある企業では、チャレンジして失敗した社員を叱ったり、損失に
対しての減俸は行ないません。その代わり、失敗を糧に改善策を
出した社員には、表彰と賞金を出しています。その蓄積により業
績を伸ばし、業界でも注目される企業となっています。

うまくいかないことを肯定的に受け止め、その原因を探り、改善
を加えて次の成功へとつなげれば、その過程そのものが財産とな
るでしょう。現状にとどまらない改善改革の名人は、実は大肯定
する名人でもあります。

「これがよい」と大肯定をして、しかし「これでよいのか」と改
善改良を求めて、より良い仕事を創造していきたいものです。
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「これがよい」しかし「これでよいのか」との問いも大事ですね。

今日も、「これがよい」の大肯定で、休日を過ごしていきましょ
う。


 

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