社員は社長の良き師である (150613)

親愛なるみなさん、おはようございます。今日もツイてます。

今週の倫理です。
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経営者として人を使う立場になって、その育成について悩んだこ
とのない人はいないでしょう。近年は育成どころか、少子化や仕
事に対する考え方の違いを背景に、働く人を確保することすら難
しい、という現実があります。

いずれにしても、事業を推進していく上で、「人」の問題は常に
つきまとうものです。

A社長も「人」に悩まされた一人です。入社した社員を育てて、
ようやく戦力となる目処が立つと辞めてしまう。「社長、ちょっ
と相談が…」と持ちかけてくる、その言葉が怖くてならない。

経営者向けの様々な研修会に足を運んで勉強したり、定期的に飲
み会などを行なってコミュニケーションを増やしたり、海外へ社
員旅行をしたりと、とにかく社員に辞められないよう手を尽くす
のですが、効果が上がりません。

いつしかA社長は、社員を叱れなくなっていました。遅刻や無断
欠勤をする社員がいても、注意できません。思わず口から出そう
になる「バカヤロー!」という言葉を必死に喉元で押し留めてい
ました。そして、その矛先は実弟である専務に向けられ、ことあ
るごとに、社内で専務を怒鳴りつけていたのです。

そうした中で、A社長は倫理法人会と出合いました。倫理経営を
学び、今の社内の状態は、〈俺が雇ってやっているんだ〉という、
おごりきった自身の心の反映であることに気づかされます。

また、社長と専務が心を合わせなければ、いい社員は育たないこ
とを学んだのです。

A社長は社員に対して、これまでの自分の至らなさを詫びました。
そして自らの決意を述べ、何事も専務に相談し、意見に耳を傾け
るようにしました。社内の空気は一変し、自己都合で辞めていく
社員はいなくなったのです。

〈社員が思い通りにならない〉という不平不満、責める心を抱え
ていると、それを社員にぶつけようがぶつけまいが、何一ついい
ことはありません。まずは、社員は社長の鏡だと受け止めて、自
身をよく省みることです。そこに自らの殻を破り、真の経営者と
して成長する手がかりがあるのです。まさに社員は、社長の「良
き師」であるといえるでしょう。

次に、社員一人ひとりに深い愛情を持ち、幸福を強く念願するこ
とです。先ほどのA社長は、「全社員とその家族が豊かで幸福に
なる経営」を信条の一つに掲げ、事業を大きく展開していきまし
た。

また、それらを実践していくためにも、経営者として、一人の人
間として、実に多くの方々のお陰で今があることに感謝し、報恩
の真心で生きること。そして、未来に向けては、この事業を通じ
て、人世のために貢献していくという志を掲げることです。

経営者としての核心となる深い恩意識と、それに根ざした高い使
命感に磨きをかけていく時、たとえ社員を叱責することがあって
も、それは愛の鞭となって、互いを成長させる大きな力を持つの
ではないでしょうか。
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社員は社長の良き師である。戒めの言葉です。子を見れば親がわ
かるといいます。社員を見れば社長がわかる。というのと同じで
すね。

今日も、他人を変えようとせず、自分から変わっていきましょう。


 

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