人間は矛盾したもの (150914)

親愛なるみなさん、おはようございます。今日もツイてます。

致知一日一言より
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シェイクスピア研究の第一人者・小田島雄志さんに、シェイクス
ピアから学ぶ人生の秘訣を語っていただいた記事の一部を紹介さ
せていただきます。

インタビュー「人生には幸福もあれば不幸もある。シェイクスピ
アに学ぶ人間学」:東京大学名誉教授・小田島雄志さんが語るシ
ェイクスピアから学ぶ【人生の秘訣】とは??

(小田島)
・・・シェイクスピアは人間はそういう矛盾したものだという視
点で人間を見つめているわけです。

最近まで世田谷のパブリックシアターでやっていた『トロイラス
とクレシダ』も同じでね。愛し合っている恋人が、トロイ戦争で
生木を裂くように離ればなれになる。

当時は昼間は戦争をしていても夜になると敵味方同士で酒を酌み
交わすようなことをしていましたから、トロイラスはある日、ク
レシダが近くにいることを知る。会いに行ったところが、彼女は
他のギリシャ人と愛の交換をしていて、自分があげた愛の贈り物
まで渡していたんです。これを見たトロイラスは言います。

「あれはクレシダであってクレシダではない」

クレシダである、クレシダではない。この二つが同時に来るんで
す。これを僕は「肯定と否定の同時体験」と言っているけれども、
そういう矛盾もまた人間の偽らざる真実なんですね。

人間のやることをすべて善悪で割り切ろうなどと考えていたら、
誤魔化されてしまう。だけど、人間は所詮矛盾している存在だと
思って物事を見ていけば、矛盾はなくなるんです(笑)。そのこ
とが分かってから、僕はある意味でシェイクスピアが怖くなくな
りましたね。

結局、人間は少しも変わっていないんですよ。昔もいまも。シェ
イクスピアがいつまでも読み継がれてきた理由の一つはそこにも
あるように思います。
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まさに、矛盾を生きる。ということだと思います。時に善悪で人
を判断すると間違ってしまいます。人間は不完全です。不完全を
意識できるかどうかですね。


 

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