感性を磨く (151127)

親愛なるみなさん、おはようございます。今日もツイてます。

今週の倫理より。
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文化とは何でしょう。どのようなものを指して文化と称するので
しょうか。

『広辞苑』には「(前略)人間が自然に手を加えて形成してきた
物心両面の成果。衣食住をはじめ科学・技術・学問・芸術・道徳・
宗教・政治など生活形成の様式と内容とを含む(後略)」とあり
ます。

一方、倫理運動の創始者・丸山敏雄は、著書『歓喜の人生』のな
かで、文化について、次のように記しています。

「動物の世界から発達向上してきた人類のいとなみの一切が文化
生活であり、こうした働きにより生み出された有形無形の事物の
すべてが文化であり、人間らしい生活のことごとくが文化現象で
ある」

「人類のいとなみ」は、言語が違うように異なり、気象や環境に
よっても異なります。日本のような島国であっても、異文化と交
流することによって文化が変化し、生活スタイルが大きく変わる
場合もあります。

煎じ詰めれば、人類の進歩に合わせて変化するのが文化というも
のなのでしょう。

そうした文化の変遷によって、取り扱う商品や業種、業態まで、
経営の手段や方法も変化を余儀なくされます。それが急激でも、
ゆるやかでも、文化の変遷は、時代の潮流とも言い換えられます
から、あらがっても仕方がありません。

例えば、今では生活に欠かせないインターネット。これのない時
代にはもう戻らないのであれば、ネット社会に合わせた経営をし
なければ、その企業はそう長く存在できないでしょう。

こうした文化の変化に敏感に対応できるか否かで企業の寿命が決
するなら、新しい文化の潮流を予測し、早期に対応できることに
こしたことはありません。

それには、経営者が感性(感度)を磨いておく必要があります。
その磨き方の一つとして、丸山敏雄は「空所を持て」と提唱しま
した。意訳すれば「無心になれる趣味を持て」ということです。

空所を持つことで、無心に私利私欲から離れ、客観的に自身や自
社を見つめる目が養われます。加えて、冷静に文化の潮流を眺め
る感覚が備わり、総合的に「これからはこうなる」という感性が
磨かれるというのです。

さらに興味深いことを丸山敏雄は述べています。
「心に空所を持つことを、さらに徹底すると、実は本業そのもの
が趣味になってしまうという境地に到達する」というのです。

文化には、科学や技術、政治など急激に変化し得る面と、道徳や
宗教などゆるやかに変化する面があります。不易流行というよう
に、経営の手段や方法は、日々感性を磨き、瞬時に変化を遂げね
ば生き残れません。一方で、「ゆるやか」に該当するのは、心・
精神(社是・経営理念など)であり、この部分は、容易に時局や
時流に流されたら、その企業の長寿は望めないでしょう。

いずれにしても、経営者は感性を磨くに越したことはありません。
本業を空所にしたいものです。
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理性と感性。どちらも大事であり偏ってはいけません。今の時代、
どちらかというと理性偏重傾向にあります。よって、意識して感
性を磨くことを行わないといけません。感性を磨いていきましょ
う。


 

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