まずは自覚から始まる (160101)

親愛なるみなさん、おはようございます。今日もツイてます。

2016年、新年あけましておめでとうございます。今年をどん
な年にしていくか、他力本願でではなく、こんな年にしていくと
いう強い意識で一年をつくっていきましょう。

今週の倫理より
———————————————————-
留吉という名前の人がいた。彼は自分の名前に不満をもっていた。
彼の父親は五人の子をなしたので、もうこれで最後に止めておこ
うと、こうした名前をつけたと聞かされたが、なんとつまらない
ことだろう。

せっかく仕事を始めても、「もうこれで止め」という声が聞こえ
てくるような気がする。飽きっぽい、長続きしない、そうした中
途半端な気分になるような感じをもっていた。

だが、こうした留吉の人生にも、大きな転換期がきた。それはあ
る雑誌を読んで、彼が自分の名前について、大変な考えちがいを
していたと悟った時からだ。

一、子を愛さない親はいない。親は自分に幸あれかしと念じなが
ら名前をつけた。

二、子は親の真意をおしはかり、たとえ気にいらないような点が
あっても、それをよく解釈して自覚を新たにしてゆけば、その名
前のように人生を有意義にすることができる。

こうした意味のことがらがその雑誌に書かれていたのだ。留吉は
なるほどと思った。そして新しく思い直した。トメは仕事を中途
でやめるのではなく、わがままはここで止めという意味なのだ。
わがままはすべてここで止めと、そのつど思い起こして、一貫不
怠、やってやってやりぬくことだ。

このように気持ちを新たにして、「よい名前をつけてくれました」
と毎朝晩、親に感謝しながら、仕事にかかるようにした。そうや
っていると、飽きっぽくなるようなことはみじんもなくなり、毎
日張り切って働けるようになった。今わがままが出ているな、こ
れを止めようと彼は何かにつけて気づくことが多くなり、みちが
えるような働き手に変わった。現在勤めている工場の係長に抜擢
されることも、内定したという。

ここではっきり知っておきたいのは、名前を変えればよくなると
いったような安易な考えでそれを実行しても、本当のところは無
意味であるということだ。

大切なのは、あくまでも本人の自覚と努力である。自分の名前に
対して親の愛情を思って感謝し、名前の中に建設的な意義を見出
だしてこれを自覚し、そのように努力すると、そこから自分の人
生はそのとおりに切り開かれてくる。そこに親子の愛と敬とのつ
ながりが、大きな力となって生きてくる。

二郎とか三郎とかの二、三は、ただ順序を示すだけで何の意味も
ないという。一応はそうだといえよう。しかし順序が示されてあ
るとは、すばらしいことではないか。その順序を重んじて、それ
にふさわしく立派に生きようとつとめるところに、見事な人生が
開かれるのではないか。

肝心なのは、たとえどのような名前であろうと、そこに親の愛情
を見出だして自覚を新たに、意義のある人生を築こうと努力する
ことである。

自分の名前から、明るさ、楽しさ、美しさ、面白さ、強さ、柔ら
かさなど、建設的なものを見出だすことができればすばらしい。
その人の人生は、そのとおりに輝かしいものとなる。あるいは地
味な豊かさを、あるいは静かな落着きを、その名前のように人生
は百花撩乱と咲き乱れているのである。(『丸山竹秋選集』より)
———————————————————-

今月のテーマは自覚です。まずは一番近い名前から自覚してみる
ことです。今年も自覚した生き方で過ごしていきましょう。


 

ページの先頭へページの先頭へ
株式会社ドゥアイネット
は、iOS/AndroidのARアプリ開発とWebシステム開発を中心としたIT関連サービスを提供しているシステム開発会社です。