あるがままを受け容れる (160212)

親愛なるみなさん、おはようございます。今日もツイてます。

今週の倫理より
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ある程度の年齢を重ねると、たいていの人が、体のどこかに不調
を抱えて生活していることでしょう。慢性的なものから、突発的
なものまで、体調が悪いと、気分が沈みがちになります。また、
予期せぬ病に見舞われれば、〈どうなるのだろう〉という不安に
も苛まれます。

折角(せっかく)なった病気を、ただそれだけとして直しては惜し
い、勿体(もったい)ない。今や病気をこわがる、恐れる時代は過
ぎた。よろこんで、これを利用する時代がきた。

これは、心の状態や生活のあり方と、病気の関係を述べた『万人
幸福の栞』第七条の一文です。純粋倫理では、ただでさえ暗い気
持ちになりがちな病気を前向きに捉え、「よろこんで、これを利
用する」ことが肝要であると説きます。では、利用するとは、ど
のようなことでしょう。

年度末の業務多忙なある日、Kさんは突然の体調不良に襲われま
した。通常通り出勤したものの、みるみる具合が悪くなり、激し
い吐き気と腹痛に襲われたのです。

病院に駆け込むと、虫垂炎(ちゅうすいえん)という診断でした。
手術の必要はないとのことですが、薬を飲みながら、しばらく自
宅で療養することになりました。

その結果を会社に報告すると、上司から「仕事のことは気にせず、
しっかりと治してきなさい。すべてお医者さんにお任せして、こ
の際だから、お腹の黒いところもきれいにしてきなさい」と言わ
れたのです。その時は単なる軽口だと思った上司の言葉が、体調
が回復するとともに、Kさんの脳裏に蘇ってきました。

〈繁忙期に休んで、職場に迷惑をかけてしまった。仕事もできな
いのだから、今だからできる実践に取り組んで、上司に言われた
腹黒さも洗い流そう〉

そう考えたKさんは、自宅のトイレ清掃を始めました。感染症予
防のため、マスクとゴム手袋をして、清掃後のアルコール消毒を
徹底しながら清掃を続けました。

考えてみれば、トイレ掃除はこれまで妻に任せきりでした。自身
のこれまでの生活を省みながら、Kさんは次第に、病気になるべ
くしてなったのだと感じるようになったのです。

〈食事や排泄など当たり前のことへの感謝を忘れ、職場や家庭で
も、してもらって当たり前という気持ちで生活していた。腹の黒
い虫が騒いで、腹痛に襲われても、文句は言えないな〉

病気をきっかけに感謝の心を深めることができ、一皮むけた感覚
を得たKさんでした。

一般的に、病気になれば診察を受け、薬を服用するなどして症状
を和らげます。純粋倫理では、それだけに留まらず、病気という
苦難をきっかけに生活態度を見直し、その病気の原因になってい
る心の問題にもメスを入れ、実践という治療を行ないます。

この外面的治療と内面的治療が噛み合った時、病気はただ苦しみ
をもたらす厄介者ではなく、私たちをさらに向上させてくれる、
喜ぶべき現象となるのです。
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今日も、健康に留意し、良い週末を過ごしていきましょう。


 

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