病気は何かを教えてくれるサイン (160219)

親愛なるみなさん、おはようございます。今日もツイてます。

今週の倫理より
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人生において、大窮地に陥った時の妙手として、倫理運動を創始
した丸山敏雄は次のように述べています。

事業の上でも経済の上でも、その他奇禍(きか)にあった場合で
も、恐れ、憂え、怒り、急ぎ等々の私情雑念をさっぱりと捨てて、
運を天に任せる明朗闊達(めいろうかったつ)な心境に達した時、
必ず危難をのがれることが出来る。(『万人幸福の栞』第十二条)

A氏が大病を患ったのは、四十歳を過ぎた頃でした。最初は、階
段の昇り降りや坂道を歩く際に呼吸が苦しくなるのを感じました。
しばらく放置していたものの、念のため病院で診てもらうと、即
入院となったのです。

病名は「肺動脈血栓塞栓症」。エコノミー症候群の一種で、両肺
の血管に血栓が詰まり、肺の血圧が高まって、呼吸が苦しくなっ
ているということでした。

病院で二週間治療を続けましたが、症状は改善されません。その
後さらに検査をすると、特定疾患にあたる難病であることが判明
し、三カ月後、手術をすることが決まりました。医師からは「症
状を改善することと、寿命を伸ばすために手術をします。リスク
は高いので、百パーセント成功するとは限りません」と説明を受
けました。毎日のように検査が続く中、A氏は不安に苛まれ、病
院のベッドで自問自答する日々です。

ある時、担当の医師から「時間があれば歩くといいよ」というア
ドバイスを受け、少しでも不安が紛れるならと、点滴を付けたま
ま歩き続けました。

手術を受ける三日前、院内を歩いていると、ふと息子の言葉を思
い出したのです。それは、最初に入院した際、「なぜこの病気に
なったのだろう」と妻に弱音を吐いた時、「父さんが、母さんの
言うことを聞かなかったからだよ」と言った言葉でした。夫を心
配し、「早く病院へ行って」という妻の言葉を、息子はしっかり
聞いていたのです。

その時は気にもかけていなかったのですが、思い返せばA氏は、
妻や息子の言葉を真摯に受け止めてこなかっただけでなく、周囲
の声に耳を傾けていなかった自分に気づかされたのです。

〈元気な頃は「自分が、自分が」という思いが強すぎて、一人で
はどうにもできないことまで抱え込んでいた。そのくせ失敗する
と落ち込んでしまい、切り替えができなかった〉と自らを省みた
A氏。

〈自分の力ではどうすることもできないのだから、先生にすべて
お任せしよう〉と、心が軽くなるような感覚を覚えました。

そして、〈必ず手術は成功する。新しい自分に生まれ変わるんだ
!〉という希望が胸の奥底から湧いてきたのです。

約十一時間に及んだ大手術は、無事成功しました。退院後の経過
も順調で、やがて仕事復帰を果たすことができたのでした。

大病を通じて、自分がいかに多くの人に支えられているかを実感
したA氏は今、相手の話をしっかり受け止めて過ごしています。
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病気になると健康の有難味がわかります。家族や周りの人の優し
さなど。普段気がついていなかったことも気がつきます。

「病気は生活の赤信号」と学びます。何かを教えている。と思え
ば病気も有り難く受け取れると思いますね。

何事も、受容する力をつけていきたいものです。


 

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