立ち止まり振り返る契機に (160226)

親愛なるみなさん、おはようございます。今日もツイてます。

今週の倫理より
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ある地方で五軒のクリーニング店を営むYさんは、子供の頃から、
「健康であること」が何よりの自慢でした。滅多に風邪もひきま
せん。

そんなYさんも、年齢を重ねて、疲れを感じるようになってきま
した。特別にどこか具合が悪いという自覚はなかったのですが、
妻の勧めもあり、初めて人間ドックを受診することになりました。
五十五歳の誕生日でした。

〈何か見つかるかな…〉という一抹の不安がよぎったYさん。そ
の予感は的中しました。胃に、ポリープが三つ見つかったのです。
医師からは、「癌の可能性もあるので、念のため切除して、調べ
てみましょう」と言われました。

翌週、内視鏡手術でポリープを切除。検査の結果、やはり癌とい
う診断でした。幸い早期に切除できたため転移はなく、経過観察
をすることになりました。

この結果は、Yさんにとってショックでした。健康への自信が、
癌という言葉を聞いて、ガラガラと崩れていったのです。

不安を覚えたYさんは、倫理法人会の講師に、倫理指導を受ける
ことになりました。じっと話を聞いていた講師は、Yさんにこの
ように告げました。

「Yさん、モーニングセミナーで読む『万人幸福の栞』には〝病
気は生活の赤信号〟とありますね。いったん立ち止まって、今ま
での仕事や人間関係、家族のことなど生活全般を振り返りながら、
誤りを正して先に進むことです。何か思い当たることはあります
か」

その言葉に、Yさんはハッとしました。これまで健康が自慢でも、
健康であることに感謝したことはありませんでした。また、仕事
仕事でガムシャラに突き進んできたYさんを支え、食事面でも気
を配ってくれていた妻の健康を気遣う余裕もなく、店が忙しいこ
とを理由に、子供たちを旅行に連れていったことも皆無でした。
そして、一所懸命働いてくれている従業員にも、感謝の言葉一つ
かけたことがなかったのです。

「どうやら私は、いろいろなことに感謝を忘れていたようです。
これでは病気になるのは当たり前ですね。でも、今が良くしてい
くチャンスなのですね。まず、家族に感謝を伝えることから始め
ます」と、実践を誓ったYさん。自宅に戻ると、早速妻に、これ
までのお詫びと、支えてくれたことへのお礼を告げました。子供
たちにも「今までありがとう」と伝えました。皆キョトンとして
いましたが、その後の笑顔に、嬉しさが表われているようでした。

それから五年が経過しましたが、再発も転移もなく、医師からは
「もう大丈夫でしょう」というお墨付きをもらいました。今は、
健康に育ててくれた両親に感謝し、家族や従業員には、折々に言
葉で感謝を伝えているYさんです。

身に降りかかった苦難には必ず意味があります。〈この苦難は自
分に何を教えてくれているのか〉と謙虚に受け止め、実践を通し
て、より良い人生を過ごすための糧としていきたいものです。
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人生には、立ち止まる時期というのが必ずあります。いつ訪れる
かは人それぞれです。しかし学びを続けていると、あたふたしな
いようです。現実を逃げずに受け容れることができるのでしょう
ね。

健康に意識をしながら、よい週末を過ごしていきましょう。


 

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