変わるのは自分から (160721)

親愛なるみなさん、おはようございます。今日もツイてます。

今週の倫理より
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善と悪、陰と陽、火と水など、この世のあらゆる物事が「対」に
なっているように、人にも表と裏の世界があります。表を対外的・
社会的な活動だとすれば、裏は私的な活動や家庭生活の部分だと
いえるでしょう。

人は、表の活動だけを見てその人を判断しがちですが、表の世界
でどんなに活躍していても、対になる裏の世界、つまり家庭生活
の充足がなければ、本当の意味での幸福は得られないものです。

建設業を営むNさんには子供が三人います。まだ小さい子供たち
はなかなか言うことを聞いてくれません。物は出しっぱなし、洋
服も脱ぎっぱなし、遊んだおもちゃは家中のいたるところに散ら
かっています。Nさんは帰宅するたびに溜息をついて、子供たち
を叱ることが日課になっていました。

妻に対して、家が片付いていないことや子供たちの躾について注
意すると、互いにイライラしていることもあって、夫婦ゲンカが
始まるのでした。

Nさんはある日、家庭での不満や愚痴を経営者仲間にこぼしまし
た。同情してくれるものと思いきや、友人から返ってきたのは意
外な言葉でした。

「今の君は家庭での煩わしさから逃げたいと思っているだろう。
奥さんや子供たちにきちんと愛情を示しているのか?」

まさに今の自分が見透かされているような鋭い指摘でした。Nさ
んは家庭での自分を振り返ってみると、妻から子供の学校のこと
や近所のことで話しかけられても、いつも上の空で聞いていまし
た。「そうだな」と生返事をして、何かを求められると、仕事を
理由に逃げていたのです。

子供たちからの頼まれごとも、約束を破ることがよくありました。
そのくせ、上から目線で妻や子供たちを叱りつけていました。そ
して、その姿は、会社の中での自分とそのまま重なるのです。部
下や社員を気にしているようで気にかけず、頭ごなしに叱ってい
ました。その結果、社員との折り合いが悪くなっていたのです。

これまでの自分を深く反省したNさん。「自分は周りが思い通り
にならない時に腹を立てるクセがある」という気づきから、まず
は家庭での生活を改めました。

「片付けさせたい」などと相手に何かを求めることをやめ、自分
から挨拶したり、礼を言ったり、素直に謝るように心がけました。
妻の話には、親身になって耳を傾けるようにしました。子供たち
は相変わらず片付けをしませんでしたが、一緒に遊びながら片付
けることで、親子の会話も格段に増えました。

すると、家庭の中に徐々に明るさが戻ってきたのです。そして、
家庭の雰囲気に呼応するように、ギスギスした会社の雰囲気も明
るくなっていったのでした。

人の世のすべては自分の鏡です。中でも家庭は最高の学びの場で
す。身近な妻や子供の姿から気づきを得たり、家庭での問題から
わが身を振り返ることは、仕事と密接なつながりがあるのです。
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変えること、変わることは自分から。自分が変わることで周りも
変わってきます。

今日も、わが身を振り返り、自分が変わっていきましょう。


 

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