人とのご縁を大事にする (150315)

親愛なるみなさん、おはようございます。今日もツイてます。

今週の倫理より
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A氏の家は、大正時代から続く青果卸売業でした。大学卒業後、
A氏は三代目として家業を継ぎ、精力的に働きました。時代の状
況に応じて分社化も進め、やがて年商六十億円を売り上げるまで
に事業を展開しました。

A氏が五十四歳の時に転機が訪れます。青果市場の卸売認可を取
るべく共に死力を尽くした幹部と、経営方針において意見が合わ
ず、対立が浮き彫りになったのです。

苦しい状況を見守っていた妻からの「あなた、自ら身を引いたら」
という助言に合点するものがあり、A氏は身を引く決意を固めま
した。

苦労して積み上げてきた事業でしたが、会社への影響を最小限度
に抑えること、相手が生きることを優先して考えた上での決断で
した。手元に残ったのは、七千万円の借金と年商一億のフルーツ
ショップのみでした。

厳しい船出だったものの、A氏の心は晴れやかでした。再建の第
一歩として、今後の事業展開を妻と相談したところ、「(フルー
ツを)ジュースにしてみたらどう?」という一言にハッとひらめ
くものがあり、実行に移しました。

早速、社員を専門店に派遣し、フルーツ販売で培ったネットワー
クを活かして、翌年には、地元百貨店の地下に店舗を構えること
ができたのです。その後六年間は業績が上がりませんでしたが、
人づての紹介で大型店舗に出店したことをきっかけに、売上が向
上していったのです。

その頃、倫理の仲間の同級生B氏が経営コンサルタントであるこ
とを知り、協力を申し入れたところ、快諾してくれ、役員として
迎えることになりました。彼と共にさらなる展開をはかり、ビジ
ネスモデルを構築して、事業が軌道に乗ってきた矢先、突然、B
氏が亡くなってしまったのです。

数日後、A氏のもとに一通の手紙が届きました。差出人は、亡く
なったB氏の後輩からでした。

先輩とは学生時代からの間柄であること、また先輩がA氏の経営
ビジョンに惚れ込んで仕事に打ち込んでいたことを聞かされまし
た。そして、「先輩の遺志を継いで自分も手伝いたい」と、事業
部長として協力してくれるようになったのです。

現在、A氏の会社はフルーツバー百八十三店舗を展開。全国に二
百カ所以上の事業所を持ち、二千名を越える社員・スタッフを抱
える企業へと成長しました。

A氏の歩みを振り返ると、再出発の陰には、その時に必要な人と
の出会いがありました。苦難により失うものがある一方で、苦難
があったから開かれた道もありました。また、その時々において、
妻の言葉に耳を傾け、素直に受け入れてきました。

人生における苦難とは「このままでは危ないぞ」という危険信号
のようなものです。A氏が天から与えられた危険信号を機に、我
を捨て、人の縁に感謝し、夫婦が心を一つにしていったところに、
ピンチをチャンスに変えるきっかけがあったのでしょう。
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人生は出会いで決まると言われますが、人とのご縁は大事にした
いものです。

今日も、ご縁を意識して休日を過ごしましょう。


 

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